HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

長井小学校卒業式

「じいちゃん今日送ってくれる吹奏学部は卒業式に、早めに学校に
行かなければならないので」
孫も今年から最高学年の、6年生早いものである。

2歳で同居してから、ばあちゃんとじいちゃんが、しばらく育てたことも
あって、ひとしお愛情を注いできた孫である。
欠勤もなく、よく40分の道のりを通学したものである。

過日の私の誕生日には、手紙をくれ「私がお嫁に行くころまでは、最低でも
ピンピン元気でいてほしい」と書かれていた。「頑張らなくちゃ」

3月17日良い天気ですね

いよいよ雪国にも、春の到来。
気温も5時現在で、7度過ごしやすい。しかし明日からまた週末にかけて

崩れそうだが、気温は確実に春の外気温の予想。
いいね、春の息吹は、体調まで上々の感じで仕事も進む一日です。

思えば遠くに来たもんだ

3月15日今日は、73歳の誕生日。
神奈川県横須賀に生まれ、長井市で育ち東京で修行し、帰郷して結婚
30歳にて会社を興し、43年を経過現在に至る。長男に社長をゆずり
今はサーポート役で、日々を過ごしている。

歳月とはあっという間の流れ。振り返れば過去の一日一日が私なりに日々
充実した歳月だったと、思っている。子供達はそれぞれに人生の中堅を維持し
親ばか的に思うなら、それぞれ忙しい中でも社会人として申し分ない生活を
送っていると、思っている。

責任の無い孫達の成長を、日々楽しみに残された人生を存分に、謳歌しようと
今日の誕生日に、改めて思って今日も会社に出勤している。

ルール違反の後だしじゃんけん

今日は朝から、電話のベルが休む暇無いくらいひっきりなしに鳴り響く。
業務の女子社員、二人でてんてこ舞いの応対。

見積、納期、外注先からの問い合わせ、三月も中を迎えて消費税アップ前に
出来ないかの問い合わせも多い。

中には後出し"じゃんけん"を平気で言ってくる顧客もある。図面の不備を
無視し、納品した品物に対して修正を要求する。主に寸法公差の納品後の
精度アップによる、返品もある。図面とは我々にとって制作上のバイブル。
図面の指示通りに作れば、OKなはずなのに、寸法が出てないと理由付ける。

公差には一般公差とそれ以上の公差が必要な場合、必ず図面上に指示公差を
付けなければならないのに、それも無く、納品した後に"後だしじゃんけんで"
一般公差の10倍もの精度を言ってくる。当然最初から図面指示されていれば
見積単価が数倍違ってくるのに。

それでも何とか、対処する業務の社員には感心する。
しかしながら、"弱いものいじめ"が教育界だけでなく、下請け業者へのそれも
たた発生しているのには、驚く。
世の中には平気でルールを無視する、企業もある事を知り見積段階での
対処を改めてしっかりとしなければと、思った。

旅の始まりを前にして

この地域では彼岸荒れといっている。本格的春の訪れを向かえる前に
必ず訪れる、風、雨の激しい天候。

春分の日を前にして、ようやく周辺の積雪も潰したように、薄くなり
道路両脇の積雪も、黒く変色も見られ真っ白な純白から薄汚れた汚い
残雪になり、所々で土が顔を出し始めた。

もうすぐその下から春の草花が顔を出すのは、もうすぐである。
この時期、各短大や大学の卒業式が目白押し、新しく社会に羽ばたく新人達が
続々と学業の卵の殻を破って、北に帰る白鳥のように飛び立っていく。

「頑張れよ」そう声をかけたい。
いよいよ自己責任の本格的自立への出発の前日のときでもある。