HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

春の息吹

開花前の息吹。4月14日月曜日









人生の卒業式

3月末より4月に掛けて、知人の訃報が続く。
40代、50代、60代と卒業には早すぎる飛び級での訃報であります。
式に参加するたび、まだまだやり残したことが沢山あったろうに
早すぎる逝去に、鎮痛な想いに駆られる。

新しく社会に参加する人、その社会から抜ける人、春の訪れの中に
喜びと悲しみが混在しながら、季節は繰り返していく。

しかし何時参加しても、葬儀は嫌なものつい、何時そのときが自分に
訪れるのか、そっと心に思う年だからなおさら、参加するのが辛く思える
のかも、知れない。

風に吹かれて

社会に出たばかりの、新人達の離職が年間で一番多い月が4月の末から
5月の連休明けと聞く。友達通しの話の中で職場を移る。
希望して職に就いたのに、自分に合わないと突然やめる。

たぶんどこに移っても、他人の庭が良く見えるのが若い人の気持ちらしい
石の上にも3年と云う言葉が、あるが辛抱と云う単語は現代の若者には
無いのかも知れない。故に派遣やニートといわれる就業形態が増えている
のかも知れませんね。

風に吹かれる人生も、それなりの人生かも知れませんが、中年になり
老後を考えたとき、寂しくも切ない思いを覚悟しているなら、転々するのも
生き方かも知れませんね。

ゆうゆうと春空を飛ぶ

春の一服

遠い日の想いを含めシクラメン、清楚な姿目に沁みる