HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

大人の男

昨夜複数の企業を統括している地元の経営者と、金融機関のトップと
4人で2時間ほど、夕食を共にしながら懇談を行ってきました。

用件が終わり、雑談の中で地域の人材育成や次世代の現況などの話しの
中で、その経営者のこれまでの後継者の育て方の実践や、マネージメントの
根本にすえる考え方など、実践を通しての経験等を聞いてきました。

前から良く知っている人だと思っていましたが、初めて中身を認識した感じ
でした。やり手だとは思っていましたが、そこにはそれなりの思いと
人に対する人情の深さと、厳しい対応の中に人に対する温かみが感じられ
おやおやと思いながら、改めて認識を別にして来ました。

後継者に対して、自由に物事をやらせる問題が起きれば、「自分で解決策を
考えよ」その結果には責任はもつ、彼の経歴実践の中で答えは持っているが
それは、のど元まで出掛かっているが、ぐっと我慢して言わず「自分で考えて
やれ」とやらせるという。そうしないと人は育たないという。
久しぶりに、大人の男を見た感じで、うれしい気持ちで帰って来ました。

今日から7月

本格的に梅雨の季節に、突入。
梅干の梅も収穫期に入り、庭先に植えてある梅の木から一キロほどの梅の実が
収穫できた。妻はかりかり漬でも作ろうかね、と言っている。

梅干を作るには、量が足りないので、その分は店より大量に購入するという。
毎年自家製の梅干を作るのが、妻の役目。子供達や孫達が梅干が大好きで
何年も妻は作って、配っている。私もおにぎりの中身は梅干入りが大好き。
我が家では、おにぎりといえば、ごま塩に梅干入りが定番である。

最近ではコンビニで、様々なおにぎりがいつでも、簡単に手に入るが
妻の手で炊き立ての白米を握り、梅干をいれごま塩で衣をつけた暖かい
食感が、食欲が減退しているときなど、最高である。

地域の最近の景況

"ものづくり"に関しての最近の景況は、3月4月に比べ大分静かになっているようで
夏から秋にかけて、又少し上昇すると予想されていますが、現況ではその
雰囲気は、まだ現れていないのが現況のようです。

同じ製造業でも、忙しい所とそうでないところがあって、まだら模様の
景況が続いているようです。

最近の燃料費や資材費の高騰が、急激で採算せいが著しく低下の傾向にあり
尚且つ受注金額のアップが中々進まず、梅雨の季節のようじめじめした
雰囲気での景況環境が、もうしばらく続きそうです。

ただ金利関係の上昇は、来年度に向かっても上昇の雰囲気が見られず
それが経営にとって、一つの救いかと思っています。

朝の光がまぶしい

二日続けての飲み会で、久しぶりに深酒。
出社して、ボートとしている。昨夜はかっての学友たちと遅くまで
杯を交わし今朝は二日酔い気味。まあ年を重ねても皆元気でした。

ほとんどがリタイヤ後の人生を、
楽しんでいるようでした。しかしその表情にも時折
寂しさの影を感じ、猛烈に話しかけてくる相手の話を黙って聞いてきた。

昭和33年長井中学校卒業の同級会

当時私どもの学年は、7クラス350名の人数で、現代の少子化など考えも
及ばない人数でした。卒業生の役7割は当時の日本の高度成長の走りを受け
就職列車と証した臨時列車に長時間揺られて、上野駅を目指したものです。

その卒業生たちは、"金の卵"ともてはやされ、上野駅から関東周辺に散らばって
行きました。

今私どもの年令は、70の大台を越し本日の同級会には、約60名ほど地元在住や
関東在住の可っての仲間たちが、地元で一同にかえしての懇談を行うわけです

一人一人様々な、生き方を踏まえ現状の日本の産業の中核を担い、今ようやく
安堵の時期?を向かえ、過去を振り返る懇談を語り合うわけです。
人生の中のひと時の"オアシス"の場になれば、良いと思っています。