行政・地域包括支援センター職員(55名の参加者)対象の研修をZOOM開催いたしました。
はじめに山形県健康福祉部高齢者支援課の大瀧主査より、県内の高齢者虐待の状況報告いただきました。
その後の講義では「高齢者虐待対応の基礎知識」から「模擬事例を通して学ぶ~虐待対応のポイント~」として事例をもとに4~5人のグループワークで高齢者虐待対応の対応手順を確認しました。
①初動期段階・通報受理から ②事実確認(訪問)③対応段階(その後の支援)のワークからディスカッションに取り組み、他の市町村の対応や自分の現在対応している事例などを報告しあい、現在苦慮している対応について共有しました。
コロナ禍でもあり、社会的な交流機会の減少から潜在化した様々な課題が、数年を経て顕在化していている実感があります。実践力に繋がる対応力向上を目指した研修として、活用いただきたいと思います。
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高齢者権利擁護委員は、ファシリテーション能力、プレゼンテーション能力の向上を目指し、情報収集から言語化、構造化に対し、自主研修や外部研修の積極的な参加をもとに、効果的な助言ができるよう研鑽しております。
1月には「現任者研修」としてより実践に即した「事例検討会」を予定しております。
参加くださった皆様ありがとうございました。(ファシリテーターの皆様、大変お疲れさまでした。)
高齢者権利擁護担当理事 菅 東洋