何年か前からヒラタケを採取すると傘の裏に
白いぶつぶつがみられるようになりました。
これは何かと調べた結果
ナミトモナガキノコバエという小さなきのこバエがいて
そのハエがヒラタケの傘の裏に自分の寄生虫(線虫)を
おいていくようです。
おいて行かれたヒラタケは自ら体液を出してその線虫を
包み込んで殺してしまう現象が起きているそうです。
それが写真のような粒粒なのです。
今の時期でもついていました。秋の収穫でも数多くみられます。
地球温暖化でキノコバエが北上したため東北でも
数年前から確認できているとのことです。
なお、食べる場合はその部分を取り除いた方がいいのではないかと思っています。
強い毒性はないようです。
数年前から そのまま熱湯で調理して食べている人がいますが
今のところ健康です。