なんとも・・・な、朝焼けである。

朝焼けは雨というのが定説なので、

本日はあまり好天とは言えないけど、「荒れても三日」である。

依って、明日辺りからお日様が拝めそうである。

あ、明日は、毎春恒例の「白鷹山詣」を企んでみようかと思います。

photo ： iphone5 cam

2011-03-11　あの日の朝の奥羽山脈上空です。

あの日を境にして、何かが大きく変わってしまった。

その前とその後の…断絶とか断層という感じだろうか？

だから、この画像を残したままにしてある。

　　　　　　　いろんな意味で・・・合掌。。。

野生動物や自然環境系の現代的諸問題に際して、

関係法律等の改正や施行を目前にもしている事ですし、

以下の様な、やや（!?）アカデミックな交流会に参加して来ました。

＜http://www.yamagata-u.ac.jp/jpn/yu/modules/bulletin2/article.php?storyid=386＞

ま、shidareo2としても、若干老体ながら、

少しはお手伝いできる分野もあるかも知れないなぁ・・・的、感想でした。

山形市郊外：田んぼ道の脇の地面から、よーやっと、花の便りです。

犬っ子ケンタ（兄９歳）も、お陰さまで、相変わらず元気です。

朝の散歩コース脇では、ネコヤナギが膨らんで、春を告げています。

当Blogで、毎年同じ事を書いてしまうのですが、

春って、「待ち遠しくもあり、待ち遠しくもナシ」・・・である。

春を待ち遠しく思う事は、おそらく誰しも同じだろうけども、

「ゆく冬を惜しむ」というか、

多分、雪の多い当地の様なところで育まれる感覚というか、

思考パターンなのかも知れないが、

一言でいえば、冬って「胎内回帰」みたいなモンなのである。

確かに、冬って、現象的には、「枯れ」、「死」とかという事もあるけど、

再生に向かっての、「胎内回帰」とか、「サナギ状態」かも。。。

おそらく、それって、森敦の小説「月山」に出てくる、

あの、「繭（まゆ）」・・・のニュアンスに近いかも知れないなぁ。。。

翻って、もしかすると、春って「痛み」かも知れない。

新芽は「鋭い」し、日光は「刺す（射す）」し、山菜は「苦い」し・・・などと、

季節は既に移ってもう春だというのに、妙に往生際が悪い自分に気付く。。

さてさて、味わいの世界で言えば、「春は苦味」だそうである。

当方、いくら還暦とは言え、「食べ物」の話になると＜ゲンキンなモノ＞で、

「フキノトウから始まるこれからの山菜シーズンが楽しみである。」などと

すんなりと「結び」たくなる。

ひな祭りの３月３日の奥羽山脈上空は、どぴーかん。

ご存知デリコ：2000年の曲だけど、シンプル＆チープに仕上げた

70年代っぽいリフが、とても潔い。♪♪♪

＜https://www.youtube.com/watch?v=c3LChG7QDzE＞

当時の学園祭のなんかじゃ、この曲で盛り上がったんだろうなぁ。。。

などと言っても、

風が只々吹き抜けるだけで、中途半端な標高だし、

全然マイナーだし、ピークと言えども、なんだかとても寂しくて、

こんな朽ちかけた表示があるだけだし。。。

ちなみ、高森山は白鷹山（994m）と尾根つながりなのだ。

だから、冬の低山稜線歩きにはうってつけなのであるが、

いかんせん、マイナー過ぎて誰も来ないのだ。。。

さてさて、ここ数日間、なんとなく運動不足でノボセ気味というか、

冬季に少しだけ体が出来た感じだったのに、

春めいて来たのでゴロゴロしてるとすぐに鈍ってしまうんで、

犬っ子達に付き合ってもらって、

ちょっとハードなお散歩代わりというノリで、

カンジキトレッキングに出向いた。

ま、犬っ子達は、お天気具合の多少などはあまり気にせずに、

悠々と、

そして、ヤンチャに、

且つ、注意深く、

遊びまわってくれるので、嬉しい次第だ。

また、一緒に出かけようぜ。

天気予報では、晴れ模様との事。

お天気に誘われて、つ、つい、犬っ子達といっしょに、

雪の山形市西部山稜をカンジキトレッキングに出かけた。

さてさて、肝心の雪質であるが、表面は薄くクラストしてるけど、

足を軽く載せただけですぐにサクサクと壊れてしまい、

その下は、サラサラ＆フワフワの粉雪状態なので、

足のふくらはぎが隠れるほど沈んでしまう・・・という、

人間は勿論のこと、

犬っ子達にとっても＜非常に歩き難い＞状態なのである。

犬っ子ケンタ（兄９歳）はともかくも、犬っ子モッチ（妹５歳）なんぞーは、

雪に沈んでしまうのをなんとか泳ぎ浮かんで凌いでるという感じでしょうか？

兄妹のタンデム走行である。

何かを感じて、２匹して風下方向（←という事で、匂いじゃ～ない）に

降りて行きました・・・と思ったら、倒木の下を探索し始めた。

どうやら「やまくぢら」の寝屋を見つけた様だ。

すぐ脇の松の木の皮が剥がされていた。

いわゆる、「牙研ぎ」の跡のである。　　比較的新しい。

ちなみに、ほんの数年前までは、山形にはイノシシは

生息していない事が通説だったけど、もう変わっちゃいましたねー。

ま、こーんな感じで、

今日は、野生動物の痕跡を観察したりしつつ・・・の、

カンジキトレッキングであった。

今度、ワカンジキ＆スノーシューで出掛ける、

初心者向けアニマルトラッキング・エコツアーでも企画しようかなぁ？？？