「@足し算ラブ@」と「@引き算ラブ@」の違いは「ある」かどうか

どうして@足し算ラブ@は、そうまでして認められたいのでしょう。
 それは、「今、その状態じゃない」
「今、そういう自分ではない」と思っているからです。
 「ない」からすべて始まっています。

 愛されていない。
 かわいくない。
 しあわせじゃない。

 あれがない、これがないって「ない」ことばかりに目が向いています。
 だからその状態をどうにか埋めたくて、がんばってしまう。

 それでも望んだ結果が得られないと、
 「認められないのは、私の頑張りが足りないからだ」
 「かわいくないのは、私が頑張っていないからだ」
 と自分のせいにして頑張り続けます。

 頑張りが足りなければ、どうする?
 ・・・・・・もっと、頑張るしかないよね。
 頑張っても、まだ認められなかったらどうする?
 ・・・・・もっともっと、頑張るしかないよね

 「頑張る」には終わりはありません。
 「頑張る」以外の選択肢がないのです。
 「私の頑張りが足りないんだ」と自分のせいにしたり、
 「これだけ頑張っているのに、なんで認めてくれないの!」と
 相手にキレたりして、いつまでも頑張り続けるしかありません。

 言い換えれば「今、その状態じゃない」自分を、ずっと責めているとも言えます。


 では、@引き算ラブ@はどう考えているのでしょうか。

 私は、認められている。
 私は、愛されている。
 私は、かわいい。
 私は、しあわせだ。

 「もう、すでにある」「すでに私は持っている」が
 前提になっています。だから足していく必要がないのです。
 もう愛されているのですから、頑張る必要がありません。

 @引き算ラブ@は「女王様キャラ」といいましたが、
 女王様って特別の女のことではありません。
 特別に美人でも、頭がいいわけでも、仕事が出来るわけでもありません。
 @足し算ラブ@よりなにかすごく優れているわけではないのです。

 唯一違うのが、「ない」ではなく「ある」を前提にしているということ。
 これはもう自分で決めればいいことです。
 「ある」ことにするのです。
 「かわいいって思ってほしいな」
 「みんなから認めてほしいな」と
 他人任せにするのではなく、
 「私ってかわいいの!」と自分で決まればいいということ。
 そう信じればいいのです
2019.08.10:おやコミ研究所:[親業会員情報]