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未来に伝える鉄道風景展2

  • 未来に伝える鉄道風景展2

 「りんごちゃん」と題した鈴木亮さんの作品。ホームに咲くアジサイとりんごちゃんの青い制服がつながり、まるでその場にりんごちゃんが立っているようにみえる。

 

 車窓には親子の背中が映っている。アジサイの咲く季節の親子の小さな旅の一コマ。そのひと時をりんごちゃんが見守っているようにもみえる。

 

 フラワー長井線と共にこんな親子の姿をこれからも伝えていきたいものだ。

 

 

【おらだの会】上記のコメントは、おらだの会の勝手な感想です。

2022.10.09:orada3:コメント(0):[停車場風景]

あの頃のとんぼ

  • あの頃のとんぼ

 稲わらの乾いた匂いが風に運ばれて来る。線路西側の稲刈りも終わっていた。家族総出で汗を流したあの頃が懐かしく想い出される。とんぼがたくさん飛んでいた。とんぼは懐かしいふるさと風景の一つのように思う。童謡の「赤とんぼ」には、故郷や母への郷愁を感じさせるものがある。

 

 与謝蕪村の句に「蜻蛉や村なつかしき壁の色」があることを知った。ブログ「季節の詩歌(17)あの頃のとんぼ」には次のようなコメントが添えられていた。「江戸時代の俳句であるが、現代に生きる私にも懐かしい村がはっきり見える。素朴な土壁は暖かさを感じさせ、空を行く蜻蛉も郷愁を誘う。」と。

 

 刈入れの終わった圃場には、あの頃と同じようにとんぼが飛び交っている。

 → 停車場憧憬  秋の夕暮:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2022.10.01:orada3:コメント(0):[停車場風景]

成田駅前は満開です

  • 成田駅前は満開です
  • 成田駅前は満開です

 いよいよゴールデンウィークに突入しました。県内の桜の名所のほとんどが葉桜になったようですが、羽前成田駅前では今が満開の桜があります。薄黄緑が気品を感じさせる鬱金(ウコン)桜と濃いピンクがあでやかな関山(カンザン)です。

 

 一方、すでに枝の花々がほとんど散ってしまっている染井吉野ですが、古木の幹に直接花を咲かせているのを見つけました。老婆の乳房にすがる赤子のようです。行く春のもう一つのドラマを見るようです。

 

 関山や鬱金桜はこれから4、5日は楽しめるのではないでしょうか。駅と同じく創業100年を迎えた地元の高橋鯉屋さんが管理してくれています。どうぞご覧ください。

2022.04.29:orada3:コメント(0):[停車場風景]

ふるさとの春

  • ふるさとの春

長い冬が終わり、待ちわびた春は来る。空一面に伸びた枝々にあでやかな花が咲いていた。懐かしい友との宴を終えて散る花びらを眺めていた。友が送ってくれた写真を見ながら、過ぎ来し春を思う。ふるさとの春。

2022.04.25:orada3:コメント(0):[停車場風景]

桜のライトアップ

  • 桜のライトアップ

 羽前成田駅前の桜がライトアップされています。ライトアップしてくれているのは地元の高橋鯉屋さん。高橋鯉屋さんは大正11年に創業し、羽前成田駅と同じく今年が創業100年になります。夜桜は艶があっていいですね。高橋鯉屋さん有難うございます。

 

 改めて開花状況をお知らせします。先頭を走ってきた十月桜は葉桜。染井吉野が満開で、枝垂桜が咲き始めです。濃いピンクが鮮やかな寒緋桜や関山、上品な黄緑色の鬱金(ウコン)桜はまだまだ蕾のようです。もうしばらく楽しめそうですよ。

2022.04.21:orada3:コメント(0):[停車場風景]