前回の畑のお話で植物の生育に必要な栄養素(17種類)
について書きました。
この17種類の必須栄養素の中でも最も多く必要とされるのが、
窒素N・リン酸P・カリKで『肥料の三要素』と呼ばれ、
他に中量要素と微量要素とに分けられます。
肥料の成分とそれぞれの働き方(役割)を知り、
栽培植物に適した土づくりが重要になってきます。
山の市場の畑は耕作放棄地を利用しているため、
この土づくり(土壌改良)を一から行っています。
1年、2年と耕していくと土壌改良が進み、
良い作物が育ってきます。
ではどうやって荒れ地を良い土地にしていくのか?
次回の畑のお話で書いていきたいと思います。
植物の生育に必要な17種類の必須元素
◆三大要素/窒素(N)リン酸(P)カリ(K)
※炭素(C)水素(H)酸素(S)は大気中から供給される。
◆中量要素(3種類)/カルシウム(Ca)マグネシウム(Mg)硫黄(S)
◆微量要素(8種類)/鉄(Fe)マンガン(Mn)ホウ素(B)亜鉛(Zn)
モリブデン(Mo)銅(Cu)塩素(Cl)ニッケル(Ni)