皆さんこんにちは♪仙台支店の大津です
先週のお休みを利用して、白石市にある壽丸屋敷(すまるやしき)に行ってきました
というのも錦ヶ丘モデルハウスオープン時に撮影協力で、お皿や花器などをご提供頂いた
七ヶ宿にある無限陶房さんの展覧会が行われていたのでお邪魔したのですが
その展覧会を開催していた【壽丸屋敷】が、大津のツボに『グッ』ときたので少しご紹介
以下HPより抜粋
壽丸屋敷は、店蔵が明治中期ごろ、母屋・金庫蔵が大正12年、門が明治の終わり、もしくは大正初期につくられ、のちに修復されました。建築の形式は、店蔵、書院座敷、居室部、金庫蔵から成り立っており、長岡造形大学教授 宮沢智士先生の書かれた特長には、この店及び住居の構えは、江戸東京文化圏に属する豪商に見られる形態である。土蔵造りの店蔵と、洋館の応接室をもつ和風の居室部からなり、さらに書院座敷をともなっているところに特徴がある。良質の材料を用い、その細工、施工もすぐれている。市街地の中心に立地する豪商として、その屋敷構えをよく保っている例はほかに多く見ないところであって、極めて高い価値があり貴重な文化遺産である。
屋号「壽丸」の由来について。
参照1 参照2
家紋は『マルにミツマル』(※図1参照)です。マル三つに外側の丸を加えて四丸(スマル)となり、このスマルから壽に丸となって丸に壽(※図2参照)という屋号が生まれたと思われます。明治以降のことと考えられています。
明治40年代の写真には、商標として店蔵の屋根看板に丸に壽(※図2参照)の屋号が見られます。紙問屋(白石和紙)、太物屋、雑貨販売、味噌醤油醸造、不動産業など。
壽丸屋敷は持主であった豪商・渡辺様より白石市にご寄贈いただいたものを、 2003年6月より、
白石まちづくり株式会社が管理・運営をしているそうです。
展覧会をしているお部屋の一部。
図面でいう③の位置から撮影したかんじ
建具の造作や塗り壁の綺麗な深緑色にうっとり~
床の間がとても立派で、作品となんともいえないマッチングをしていました
床脇の地袋が高さが変えてあって、違い棚と一緒になっている遊び心と、筆返しの光沢が
きれいだな~と思ってぱちり
お庭も錦鯉が泳ぐ池があり、さすが豪商さん!という豪華さ。
写真だとよく分からないのですがガラスが当時ならではの揺らぎがありそれも味がありました
器が変に華美でなく、自然に馴染む作品なのでまたそれが良いんだろうと思います。
↑機種変更したばかりで高機能なカメラに慣れないながらも何とか加工した一枚 笑
七ヶ宿焼き【無限陶房】さんの作品は、七ヶ宿の土にこだわり、七ヶ宿の炭を作品に使用したり
風土に根差した陶器の制作、地域おこしの活動を行っているんです
ものづくりへ対する思いを伺ったりして、私もまた仕事頑張ろう!とパワーを頂いてます。
台風の影響で七ヶ宿へのルートは現在迂回になりますがご興味のある方ぜひ工房へ!
↓無限陶房の情報はこちら
https://mugentobo.tumblr.com/
夕方にかけて来場してしまったので建物が玄関と座敷しか見れなかったので次回また
行ってじっくり見ようと思います!本日はこのへんで失礼致します
↓白石まちづくり株式会社【壽丸屋敷】の情報はこちら
http://www.shiroishi.info/wordpress/sumaru/
仙台支店 営業設計 大津由華