naomiの写メール日記〜ブログ版〜

ラジオの番組構成もいよいよ大詰めになってきました。
先日購入したストップウォッチと時間計算ができる電卓は、数字に弱い私にとって必需品です。
聴診器用の名札をストップウォッチに付けてみました。大きい病院でなければ、聴診器に名札を付ける人はいないし、余っている事が多いようなので、これは使えます。大発明しちゃった気分です。
聴診器とストップウォッチを一人の人が使うケースは少ないと思うので、日本でこの使い方をしているのは、日本広しとも10人未満だと勝手に予測しています。
これらの品々は、すでに大活躍中です。
そしてマックとノートとボールペン。
これが私のラジオグッズです。


今日は幻のみかん「ゴールデンオレンジ」を頂きました。レモン色の小さい方のみかんです。
これは数が少ないので、まずスーパーなどには出回らず、みかん農家から直接買うか、道端の露店で買うかだそうです。味は独特でかなりおいしいです!
露店で見付けたら迷わず買ってみてください。
最近、生まれて初めての番組構成表なるものを書いています。

何秒音楽をかけて、何秒しゃべって、などを時間表に書きこんでいって、最初的にトータル時間に合わせるようにするのです。

普通の人間は、頭の中が10十進法で出来ているものだと思いますが、私の頭をこんがらかせるのがこの60進法です。

ストップウォッチに60進法の電卓がついているらしいのですが、持っていないのでノートに書いて計算をしています。まだ慣れそうにありません…。

わざわざ買わなくても…と思いましたが、こんな些細な事で人生の大切な時間にストレスをためる事がばからしくなり、今日買いに行く決意をしました。茹で卵つぶし機のようなものでしょうか。なくてもやっていけるけど、あると確実でスマートに速いです。
うちの母親が言った忘れられない一言。
「痛い時には早く薬をのみなさい。痛みに悶える時間がもったいないから。」

確かに。母の格言をもとに、ストップウォッチを買いに行きます。


パリのシテ島で購入したゼラニウムの種をまいたら、芽が出ました!たくさん育ったら、みんなに株分けしたいと思います。


1月2月といえば、バラ好きにとって大変な作業が待っています。
移植や剪定や挿し木のできる唯一の季節だからです。今年は暖冬で、今だに花をつけている品種もあり、落葉していません。寒くなるまで待っていたけど、寒くなる気配がしないので、そろそろツルバラの剪定をしていかないと春になりそうです。
冬にはマイナス10度が当たり前のウィーンが、小田原と気温が変わらなかったので、世界的にみて深刻な地球温暖化なんだなぁ…と思います。
自分に何ができるか…と考えた時に、植物を植える事や、ショッピングバッグを持参する事など思いつきます。日本でもショッピングバッグを有料化したりして持参を呼び掛けていますが、ヨーロッパでは普通でした。些細な事だけど、着実に実行しようと思います。
さて、ペットボトルで簡易温室を作って、四季咲きミモザの種蒔きをしました。早く芽がでないかなぁ。
ラジオの選曲の為、毎日大量のCD音源を振り分けて、パソコンにおとす作業をしています。
音楽をパソコンで聴く人ではなかったので、まずはライブラリーを作るところから始めなくてはなりません。
作業をしていると、始めのうちはよいのですが、だんだんぐったりしてきます。こうなると何を聴いても判別不能になってくるので、作業はここまで。

朝起きて、コーヒーをいれて、パンを買い忘れていたので、非常食のカンパンを食べながら、今日も作業開始です。初めてのカンパンの味は、思っていたよりおいしくてびっくりしました。これは主食になりえる品だと思いました。塩とオリーブオイルをかければ、グリッシーニと同じ味になりそうです。
「カンパンをおいしく食べるコンクール」をやると、絶対に面白いと思います。非常食だけにとどめておくのは、もったいないカンパン。私のように食べた事がない人がたくさんいるのではないかと思います。
バターをつけたり、スープに浸したりできそうです。
ミーナとカンパンを食べながら、ぐったりするまで音楽を聴く今日この頃でした。

2007.02.07:naominaコメント(0)::[メモ/]
身の回りで事件が起こってしまいました。

近くに住む女性が、夜帰宅中に婦女暴行とひったくりにあってしまったのです。犯人はまったく自分の顔を見せずに去って行ったらしいので、常習犯っぽいとのこと。こういう事件が多発しているのだそうです。

帰宅途中に、コンビニのATMでお金を引き出した後、小道に入った瞬間にやられたのだそうです。ちなみに被害者は五十代女性です。ATMでお金を引き出すなら、昼間の方が安全かもしれません。
顔は殴られて青アザになっているし、体には擦り傷があり、心の傷はもっと深いです。私も落ち込んでしまいました


夜は絶対にタクシーを使いなさい、安全はお金で買いなさい…という教育を受けているので、気をつけてはいましたが、日本も治安が悪化したんだなぁと実感しました。
これから海外なみに気をつけようと思います。皆様も夜間は気をつけてくださいね。
昼下がり。ミーナとお昼寝をしながら顔を撫でていたら、ビーグルのトレードマークの大きい耳が、いっそう大きくなっている事に気付きました。空気が入ったみたいになっています。

大変!!!!!

急いでブリーダーの方に電話をして相談したところ、耳の毛細血管の内出血だという事が判明しました。私が車の免許を持っていないので、ブリーダーの方が近くの獣医さんまで車で送ってくれました。

「犬の耳をひっぱったりとか叩いたりとかしてない?」
と聞かれましたが、もちろん家族同然のミーナにそんな事するはずがありません。一体どうしちゃったんだろう?


獣医さんに診てもらって、原因は耳を何かに激しくぶつけてしまった事だと分かりました。
「ワンちゃんを叩いたりとかしてないですよね?」
とここでも聞かれました。虐待の疑いかぁと悲しくなりましたが、もちろん否定。一体どこに耳をぶつけたのか、ミーナがしゃべれればなぁ…。
耳にインターフェロンと消炎剤を注射してもらいました。

よーく考えたら、おととい、冷蔵庫の上に置いてあった高価なお菓子を、ミーナは私の留守中につまみ食いしていた事を思いだしました。冷蔵庫の上までジャンプするなんて初めてだったのです。
ウィーンの老舗菓子店で買ったスミレの花びらの砂糖漬けのお菓子を、私は毎日大事に少しづつ食べていて、ミーナに食べられないように冷蔵庫の上に避難させていたのです。
おそらくミーナも食べたくて、お菓子を取ろうと何回も必死にジャンプしてるうちに耳をぶつけたのではないかと思います。

もう!心配しちゃうじゃん!言えばあげるのに!(言えないけど)

病院から帰宅して、再びお昼寝を始めたミーナ。お大事にね。写真は決死のジャンプで射止めたスミレのお菓子。シシィの大好物だったんですって。

パリのカフェで旅の話をしていると、フランス・コートダジュール出身のとある男性が言いました。


「ウィーン?ダメダメ。そんな所に行っちゃ!ウィーンの人はみんな冷たいよ。」(実際、私には皆本当に親切だったけど。)


「ドイツ?ダメダメ!そんな所に行っちゃ!みんな固いし、ビールばっかり。」(でも私にはみんな優しかった。ちなみに彼はカフェでビールを飲んでいた…。あなたもじゃんって思ったけど。)


「パリ?ゴミゴミしてるから嫌だね。」(東京よりかはすっきりしていると思うけど…)


「バルセロナ?みんな寝てばっかり。」(んー、確かにシエスタで昼寝はするけど。)

私は尋ねました。
「じゃあ、あなたのオススメな都市はどこ?」

彼は言いました。
「もちろんコートダジュールだね!海は美しいし、人もあたたかい!コートダジュールが世界で一番だよ。遊びにおいで。」


生まれ育った土地が一番だって事ですね。結局、その土地の好き嫌いを左右するのは、人だという事も分かりました。
この男性が言いたかったのは、コートダジュールへの愛情だったんだろうなぁ!と思いました。私から言わせると、言い回しがコートダジュール人だなぁ!
旅を終えて、洗濯をしながら、お土産のGALETTE DES ROIS(王様のガレット)をお友達とミーナと頂きました。
フランスのならわしで、東方の三博士の日(1月6日)にちなんだお菓子です。中に小さなサントン人形が入っていて、それが当たった人はガレットに付いている紙の冠を被り、一年間王様になれるらしいです。


切り分けていると、友達が「あ、今なんか入ってたの見えた!」と食べる前に発見してしまい、見事王様になりました。コーヒーで祝杯をあげました。


そういえば、前から謎だったフランスのホテルの朝食コーヒーはなぜどこもおいしいか…?!
ホテルの人に聞いたところ、エスプレッソ豆をドリップしていれるのがフランス流、朝コーヒーなのだそうです。モノプリで帰国前に豆を買ってきて、自宅で試したところ、同じ風味が再現できました。

コーヒーといえば、今回、一つ大発見な事がありました。
日本のウィンナーコーヒーといえば、ブレンドコーヒーとホイップクリーム。
フランスではCAFE VIENNOIS(ウィーン風コーヒー)と呼ばれ、エスプレッソとホイップクリーム。
でも、ウィーンでウィンナーコーヒーとオーダーすると、メランジェというカプチーノが出てくるのです。私達が思っているウィンナーコーヒーはアインシュペナーといって、グラスで出てきます。
牛乳アレルギーの私は、訳を説明して取り替えてもらいました。言えば変えてくれます。
以前、カタロニア地方のカルボナーラに牛乳が入っていた事がありましたが、言えばすんなり取り替えてくれまました。クレーマ カタラーナ(クリームブリュレ。アメリの好きなお菓子)も、本場は牛乳で作るので、アレルギーの方は気をつけましょう。

では、王様に乾杯!

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無事に帰国しました。
今回の旅の反省。
ジーンズは卒業する事です。

パリからウィーンに行く時、パリの空港でウィーン行きの飛行機のゲート近くで、ここだけフランスと空気が違うことに気付きました。みんなちゃんとした服を着ていて、どう見てもジーンズの私は小汚く、東洋人という事もあり危険人物に見えるのです。
ジーンズは着ていい場所と、着てはいけない場所があるのだと心の底から、本当に後悔しました。
X線検査で、前に並んでいた紳士がなかなかOKが出ずに、私の方が先にOKが出て検査を通過してしまいました。彼の横を通過した時に、彼が急に動き、私は足を踏まれてしまったのですが、この動きがスリに勘違いされてしまいました。
たかが横を通っただけですが、マナーがないという事はこういう事すら巻き起こすのです。もちろん彼は私が無実な事は分かってくれていましたが、そもそもウィーンでのジーンズは時と場所を考えるべきでした。

あれからジーンズは一度しかはいていません。何となく。
いい機会だし、そろそろ卒業しようかなぁとも思います。いい経験でした。

憧れのスペイン乗馬学校に行きました。素晴らしいライダーと馬達でした。
昨夜は、ナオゴロをサポートしていただいているフルール ド クールの方のアパルトマンで、お食事してきました。参加メンバーはナオゴロのアルバムジャケットを描いて頂いている石坂しづかちゃんと、俳人の黛さんと、フルール ド クールのお二人です。


しずかちゃんとサン ミシェル広場で待ち合わせをして、アパルトマンまで歩きました。
この辺りは以前何度か泊まった事があるので、なんだか懐かしい界隈です。

手土産はラデュレ(パリにあるマカロンで有名なお菓子屋さん)のケーキ。
こちらでお世話になったニース大学の講師の方が、「スイーツならラデュレだよ。」とわざわざ店の前まで連れてきてくれたのです。
ショーケースを覗くと、バラのタルトやシトロンのタルト…もちろんマカロンもたくさん並んでいました。何を選んでいいか分からず、マカロンはあまりに有名なのでみんな食べたことあるだろう…と思い、ケーキを適当に「ここからここまで一つづつ下さい。」と箱に入れてもらいました。

店を出て歩いていると、「その店はどこにあった?」とマダムから二回も聞かれました。ラデュレはみんなのあこがれなんだなーと思いました。


久々にたくさんの人と一緒にお食事できて、うれしくおいしい夜でした。

そろそろ帰国が近づいてきました。
写真はホテルの窓の鍵です。アンティークですね。うまくできてます。
1月10日といえば、フランスでは国をあげてのソルド、バーゲン開始の日です。みんな開店前から店の前に列んでいて、開店と同時に猛ダッシュでお目当ての品を目指します。警備員が引くくらいすごい勢いです。
試着室には長蛇の列で、並ぶのが嫌な人はズボンの上から試しばきをしたり、その場で脱いでいる人もいました。
みんな仕事はお休みしているのでしょうか?

日本で合うサイズがなかなかないので、こちらに来る度に靴や服は買っていて、私ももちろんこの日を楽しみにしていました。
ルーブル美術館の近くに宿をとっているので、オペラ座の奥のラファイエットはすぐそこなのに…!オペラ座手前のZとMで買い物はすんでしまい、ラファイエットまで辿り着けませんでした。ラファイエットは近くて遠かったです。
ウィーンのバーゲンでも同じ店へ行きましたが、同じブランドでも、国によって色や形が違うのでおもしろいなぁと思いました。比べてみるのもおもしろいです。

夕方、雨が降り出しました。フランス人もオーストリア人も傘は使いません。ストールを頭から被る程度です。傘をさすのは外国人だけです。シェルブールの雨傘って、あまり売れなかったのではないか…と思います。

「あの、日本人の方ですか?」とカフェで聞かれました。
そうだと答えると「じゃあ、何か漢字書けますか?」と聞かれ、「禅」と書いてみせると「あ、あなた傘持ってる!本当に日本人ですね。」
と言われました。
傘は外国人の印のようです。
でも、どうしても雨に濡れるのはいやだなぁ…。
ウィーンからパリに戻りました。


ウィーンでは何とも思わなかったけど、パリの空港で鏡を見ると、私の髪って伸びてアンバランスになってる…これはいけない!パリの人はおしゃれな人が多いので、余計気になって仕方がありません。


世界で一番カットが難しいとされるアジア人の髪は、絶対に日本で切りなさい!という格言を破り(私の友人は、アメリカでカットをしてもらい、毎回、帰宅してカットの手直しカットをしていたらしい。)、たまたま入ったパッサージュ(ショッピングアーケード)でショートカットの美容師がいるサロンを見つけたので、カットしてもらいました。

人のよさそうな愛らしいマダム美容師は「どんな風にしたい?」と聞いてきました。
「私に一番似合う髪形にしてください」
と言うと、絵画を見つめるように私を見て、「じゃあこの位切るけどいいわね?」と、説明をしてくれました。


おでこの面積の黄金率があるらしく、おでこはこの位出した方が顔が明るく見えると言われ、切り始めました。
ハサミは使わず、ほとんどスキ刃のようなもので切っていき、あっという間に完成!速っ!!!そして、うまい!!!スキ刃で切ってもらうと、髪がボロボロになる美容師さんもいるけど、彼女は本当に上手でした。

海外で髪を切るのは危険だと思っていたけど、成功もあるんだなーと思いました。ここ数年、アジア系のモデルさんが流行っているし、研究されているのかもしれません

一番日本と違ったのは、髪の乾かし方で、マッサージするようになるだけ髪と髪の間に空気を含ませるようにドライヤーをすると、ふんわりいい感じに仕上がりました。

始めてのパリのサロンは大満足に終わりました。お見せしたいところですが、街でかわいいネコと出会ったので、こちらをご覧ください。

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オーストリアはかつて大帝国でした。有名な女帝のマリアテレジアの夫は、自然科学の研究員で、研究に没頭した為、マリアテレジアが政治を動かしていたのです。彼女がチェンバロの名手だった為、音楽は奨励され発達したそうです。
彼女の夫のコレクションのお陰で、鉱石や動物の剥製のの博物館があり、すばらしい石がたくさん揃っています。

そして王宮のヒロインといえば、シシィです。
16歳で従兄弟の国王と結婚させられたシシィは、姑やしきたりとうまくいかず、一生旅を続け、宮殿に居着かなかった人です。彼女の黒い影絵が有名ですが、息子が30歳で自殺をしてしまい、それ以来、喪にふくす黒い服しか着なかったので(日本ではお葬式しか喪服は着ませんが、ヨーロッパでは大切な人を亡くすと、かなり長い間黒い服を着ています。)、シシィを遠くから見ると、いつも影絵のように見えたのだそうです。


そして、シシィは暗殺されてしまうのです。
当時の民衆にはあまりもてはやされず、一生をダイエットに明け暮れ、旅を続けたシシィ。朝から晩までずーっと王宮で民衆の為に働き続けた夫は、そんな彼女を深く愛し続けたのだそうです。

切ない歴史ですが、今となってはかけがえのないものをたくさん残してくれた、愛すべきシシィです。
1月6日は、東方の三博士の日で祝日でした。クリスマス最後の日です。

ヨーロッパは、日曜と祝日は見事に店がクローズになり、ウィーンはクレジットカードまで使えないのだそうです(使う所がない)。
産まれたキリストを祝福するために、東方から三人の博士がキリストの元へたどり着いた日です。
6日に近づくと、三博士の格好(白い布を頭からかぶり、上から冠をかぶる。だいたい三人一組。うち一人だけ顔に黒い塗料を塗る。)をした人が街を歩いています。子供だけかと思いきや、大人もけっこういます。
この日はクリスチャンにとって本当に大切な日で、教会にはたくさんの人が集まります。
1月6日で、やっとクリスマスが終わります。街にはクリスマスツリーのもみの木を捨てるステーションが設けられ、木が山積みになっています。私のホテルの部屋にもクリスマス飾りが入っていましたが、6日の夕方には撤去されていました。


美術館に行く途中に、シュテファン大聖堂に入ってみました。ちょうど法皇の格好をしたチーフ的な神父さんと、金の法典を持った神父さんと、他何人かが行進をして礼拝堂へ入っていくところでした。何とも不思議な雰囲気で鳥肌が立ちました。こちらのミサは必ずオーケストラの音楽と合唱団とパイプオルガンが付きます。いつものミサと曲も違い、かなりドラマチックな曲になっていました。さすがは音楽の都。

ところで、私が初めて東方の三博士の存在を知った時、「どうして東からなんだろう?」と思い、聞いてみたところ、「ベツレヘムからだと西ってそんなにないからじゃない?」と言われました。ま、それもそうか。
オペラ座でヨハンシュトラウスの「こうもり」を見てきました。


コンサートを見る為に、日本から黒いニットワンピースを持参していて、レストランやコンサートには、これをフル活用していました。大活躍なワンピースです。
オペラ座に着くと、すでにそこは社交会でした。両隣に座った男性は、とてもよく面倒をみてくれるし、会う男性はみんなとても紳士的に接してくれます。女性に生まれてラッキーだったと思いました。これがウィンナーオペラかぁ…とワクワクしていると、いよいよ幕が開き、オーケストラがオープニングを飾ります。
さすが本場のオーケストラは、ウィンナーワルツの「ズンッ、ッチャッッチャ」が素敵です。
ものすごくよく出来た豪華なセットにもびっくり。
そしてオペラ歌手が、即興でギャグを入れると、客席は大盛り上がりです。


オペラとは、全ては観客が鍵を握っているのだとつくづく思いました。

今日の結論。オペラとは社交会なり。

女の子は、この日の為にドレスを用意して、靴を磨き、ハンカチに刺繍を入れたりして、マナーや立ち居振る舞いを身につけたのかなぁ…とふと思いました。男の子も同様に女性のエスコートを身につけ、一人前になっていく…そんな大切な場な気がしました。

帰り道のメインストリートにも、ウィーンらしいシャンデリアが光っていました。こうもりを口ずさみながら、とてもハッピーな夜でした。