句碑

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川樋諏訪神社の不老泉の傍に二基の句碑が建立されています。

 

結ぶより はや歯にひゞく しミつかな

                   芭蕉 (画像1枚目)

 

明治四年(1872)四月、二孔以下12名の俳人連によって建てられました。

松尾芭蕉の句は「泉かな」となりますので、この地で詠んだ句ではなく、不老泉にふさわしい芭蕉の句を選んだものと考えられます。

「結ぶ」とはすくって飲むという意味です。

 

蝙蝠(こうもり)や 花表※の外ハ まだ暮ず 

                     作者不明 (画像2枚目)

 

うっそうとした鎮守の森を詠んだ句です。

誰が建立したのか不明ですが、川樋では俳諧が盛んだった様子がうかがわれます。

 

※華表、鳥居のことです

 

引用:南陽市史

2020.07.15:nakagawako:[◇中川地区の歴史]

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