2月18日(水)中川地区食生活推進委員による、『2013年に世界無形遺産に登録された、日本
古来の和食の基本から学ぶ伝統講習』が行われました。
まず、和食について南陽市役所保健課の栄養士、髙橋美恵子さんよりお話しして頂きました。
和食が、なぜ世界無形遺産に登録されたのか。味はもちろんですが、日本の自然豊かな環境で
育った食材の豊富さ、盛り付けの彩り、季節感、おもてなしなど、和食へのこだわりが認められた
からだそうです。しかし、最近では日本人の和食離れが深刻となっています。母から子へ、毎日の
食事を通して学び、伝えていってほしいですね。
お話のあとは、実際に調理をしました。和食の基本、一番だしの取り方や、いろいろな飾り切りの
方法、風味・香りの出し方などを学びました。塩分を控えめに考えられているメニューなので、しっ
かりと分量通り!ベテラン主婦の方ばかりでしたので、テキパキと調理をこなしていました。
出来上がったら全員で会食♪いつも食べている食事に比べると、味は薄かったと感じる方が多
かったのですが、塩分は取りすぎると生活習慣病の原因ともなります。少しずつ塩分を減らした
食生活を目指していきたいものですね。一番だしを使っていて、調味料も最低限の量なので、
だしの味を十分に楽しめたようでした。
和食の基本を学び、食の大切さが改めて分かったと、参加された皆さん、とても満足していたよう
です。今日帰って、さっそく夕食に並ぶのではないでしょうか(^O^)
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