6月13日(日)8時より「国道13号クリーン作戦」をおこないました。
概ね1時間程度の作業でたくさんのゴミの回収をしました。
草刈りも駐車帯周辺を中心におこない、ゴミが見えやすい環境を作りました。
これで少しでもポイ捨てをする人が減ってくれれば・・・・
米沢街道は鳥上坂を越えれば平坦な街道ですが、宿駅が多いので継立に時間を要し、経費も多くかかります。
米沢街道の脇街道として小滝街道※がありました。
この街道は山形領の南館より長谷堂・狸森・小滝・荻・金山・宮内を経て米沢街道の大橋で合流します。
この小滝街道は、米沢街道より遠回りになり、峠(標高356m)もあり冬の雪道は不便でしたが、宿駅が少ないために多くの物資が通りました。
また、最上側舟運の基地、山形の船町で揚げた上方物等を山野辺、長谷堂経由で輸送するのに便利でした。
そのため、米沢街道の各宿駅は荷が通らないため難渋し、最上から商人荷を小滝街道へ送らないよう、数々の運動を行いました。
しかし、実際には荷主は経費のかからない小滝街道を通って送ることを望んでおり、相当量の商人荷が小滝街道を通りました。
さらに、川樋、小岩沢の宿駅が難渋した原因は、小滝街道より釜渡戸藪道の存在でした。
参考:南陽市史・赤湯町史
※その時々に応じて長谷堂道・小白府道・宮内街道などと呼ばれていました。
画像は小滝地区の風景です。
1枚目は小滝峠に向かう八丁坂、2枚目は小滝明神桜、3枚目は街並みです。
季節も暖かくなっていき、元気なのは花、草木だけではありません。
いつもは草むらに隠れている蛇や蛙なども元気に活動する季節となっています。
この女柴さん、昨日蛇にかまれました・・・(*´Д`)
わんちゃんに限らず、足元が見えずらい草むら等は気を付けて歩きましょう!
あっ、本人(本犬)はいたって元気です!もちろんすぐ病院で診察もしてもらいました(*^-^*)のでご安心を!
宿駅を通過する際の駄賃やその他経費についての記事を紹介します。
まず荷物は37貫から40貫(1貫が3.75kgなので140~150kg)の荷を二つに分けて馬や牛の背の左右につけたらしく、それを一駄といいました。
また背負いの荷もありました。
たくさんの荷物を運ぶ時は宰領(さいりょう)がつき、人馬の監督や経費の勘定等を行っていました。
荷物は馬や牛の背につけられたままの形で宿駅を通過することがあり、これを「附通し」といい、通過料として一駄26文の「鞍下銭」を納めました。
また宿駅に一泊する場合には、泊り料は180文で藁代や飼料代は別にかかり、「庭銭」といって荷物の預り料も支払います。
他国(最上領など)から入ってくる物資には「御役銭」という関税とみられる税金がかかりました。
塩の場合、一斗につき約26文かかりました。
問屋職が預かる形で荷主から受取り、それを後で御番所に届けたようです。
参考:南陽市史・南陽市史編集資料第15号
江戸時代の物価と現代を単純に比べることはできませんが、そば1杯16文を立ち食いそば350円で計算すると、1文が約22円になります。
ただし、物価の基準を何にするかで大きく変ります。
画像は米沢街道沿いに建立された新田地区のお地蔵様です。