中川小唄の原作の作詞者は小関仁四郎先生です。
小関仁四郎先生は明治32年東置賜郡伊佐沢村※に生まれ、大正15年から昭和6年3月まで中川尋常高等小学校に勤務していました。
当時の卒業アルバムがありましたので紹介します。
中川小唄の原作の歌詞は小関先生が、中川村の様子や風景を織り交ぜて作られたようです。
当時の資料がなく、現在の歌詞とは少し違うといわれています。
また、小関先生は岩部山三十三観音について、昭和5年に「北山観世音由来」という冊子を書き著しました。
現在、中川公民館で保管している「北山観世音由来」は手書きの文章をコピーしたもので、判読できない箇所が多数あります。
原本をお持ちの方がいれば、中川公民館までご連絡願います。
※現長井市
当時、伊佐沢村は東置賜郡に属していました。昭和23年4月1日に所属郡が西置賜郡に変更されました。
参考:中川小唄について 後藤嘉一著(元館長代理)
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