元中山字日影にある金峯山永雲寺で曹洞宗のお寺です。
(画像は以前、撮影したものです)
延宝年間(1673~1681)、盛室泉朗大和尚が龍雲寺※末として釜渡戸に創立した寺と伝えられています。
正徳元年(1711)火災に遭い、宝暦年間(1751~1764)になって元中山に移転したと赤湯町史・東置賜郡史に記載されていますが、享保二年(1717)の絵地図「掛石中山一村」には日影の地に永雲寺が記載されています。
江戸時代は寺請制度なので、建物再建はともかく、菩提寺として過去帳や寺請証文作成は行っていたと考えられます。
安永八年(1779)に同寺八世中興開山機秀林全大和尚の上棟法要執行の棟札が残されています。
本堂の隣には子易観音堂があり子易観音菩薩が祀られ、地区外からも参拝に来られます。
参考:赤湯町史・ふるさと中川
※上山市中山にあるお寺です。
江戸時代、元中山は龍雲寺がある中山村に属していました。
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