元中山の庚申塔

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元中山公民館から日影へ行く道の右側の山(字北ノ沢)にある、高さ235cmの大きな庚申塔です。

正面右側に「享保二」(1717)と刻銘があり、今から300年前に建てられました。

中央に弥陀三尊の種子(しゅじ)※があり、その下に「青面金剛(しょうめんこんごう)」と刻まれています。青面金剛は庚申の本尊になります。

 

2年後の享保4年、同じ元中山地区の花窪にも「青面金剛」と刻銘された庚申塔が建てられました。(画像3)

庚申講が盛んに行われていたことが分かります。

 

中川地区内の庚申塔について、次回の公民館だより12月1日号で紹介できるようにまとめています。

 

※梵字(ぼんじ)のことで、それぞれ阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩をあらわしています。

 

参考:日本石仏事典 庚申懇話会編

2021.11.19:nakagawako:[◇中川地区の歴史]

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