釜渡戸にある道標(みちしるべ・どうひょう)です。
道標は道路の辻に建てられた交通標識です。
皇紀二千六百年(昭和15年)を記念して建てられました。
「正面 元中山ヲ経テ中川駅ニ到ル 一里四粁」
「右 吉野村太郎ニ至ル・・・」
「左 金山村ヲ経テ宮内町ニ至ル・・・」と刻まれています。
その頃の釜渡戸地区を紹介している新聞記事(昭和16年3月9日朝日新聞)があります。
「三00町程の山林がある資産家は自分の山を売り貧農は伐採に働いてかなり豊かな暮らしをしている。隣の部落では女も農耕に従事して働くがこの部落では女などは働かせない。」
山林を持っている村が豊であった時代がありました。
参考:ふるさと中川
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