かつて、川樋の北沢にはお不動様が鎮座していました。
川樋の日影道入口には鳥居があり、文政七甲申(1824)と刻まれています。
常善院(ホーエンサマ)があった場所に隣接する道路です。常善院の本尊も不動尊でした。
(鳥居の前には夜燈が建ち、不動尊の文字が見えます。このような配置になったのは、自動車が通れるように後年鳥居を移動したためです。)
現在、日影道は近年の豪雨災害で橋が流され不通になっています。
もし通れるとすると
鳥居から600m程進むと分れ道があるので左に進みます。夜燈が建てられていますので目印になります。
そして北沢沿いの道を進むと、上流にお不動様が鎮座していたのですが、豪雨により土石流が発生し流されてしまいました。なお、沢沿いの道も流されています。
山菜のミズが採れる場所だったのですが、残念です。
お不動様が安置していたのは、山の中腹に砂防ダムが作られた所です。(画像3枚目)
岩部山第一番観音近くの不動明王像が北沢お不動様の前立仏とみています。(画像4枚目)
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