「盗人は背中一つ、火事は土台ごと」と云われ、火災は人災の中で最も恐ろしいものとされてきました。
そんな火伏信仰から栃木県鹿沼市古峯原(こぶがはら)にある古峯(ふるみね)神社信仰、通称「こばはらさま」は現在に続いています。
置賜地方は、どこに行っても古峯神社のお札納めの石塔がない所はなく、火事が起きないように守ってもらう信仰は広く深いものがあります。
毎年2月頃、古峯代参を送り、代参者が帰ると「御御堂(おみどう)入れ」を行います。
参考:南陽市史 民俗編
画像1枚目は新田、2枚目は川樋、3枚目は小岩沢、4枚目は元中山、5枚目は釜渡戸の古峯(峰)神社です。この他にもあります。
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