諏訪原の山神神社から中山方面に進むと丁字路があり、右側に進むと森合集落に出ます。
この丁字路に「諏訪原のお地蔵さん」二体が建っています。
古老の話によると諏訪原に住居のあった須藤孫右エ門氏が、中山から川樋に抜けるこの道路の一角に、通行人の安全と地区民の幸せを願い道祖神※にあやかった形で建立されたものである。
お地蔵さんと並んで「湯殿山」の石碑が文政五壬牛(1822)と刻まれ建っている。
古老の話によると同地区の鈴木秀内(雅号)氏が湯殿山に63回参詣したのを記念して建立されたのだと言う。
碑の左側に「六十三度」と刻まれているのが見えます。
引用:ふるさと中川「中山から川樋に通ずる古道を歩いて」加藤富雄 記
※道祖神は道の神あるいは村を守る神として村境に祀られています。
二体(双体道祖神)であることから子孫繁栄も祈願していると考えられます。
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