日影の松尾神社

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元中山字日影にある松尾神社です。

明神鳥居には「天保十三寅九月」と刻まれています。(西暦1842年)

 

中世は日影館があった場所です。

昨年、日影館跡の背後に山城跡があることが判明しました。

また、神社の北側に館跡が2ヶ所新たに確認されました。

 

松尾神社は酒造りの守り神として全国へ勧請されましたが、元中山地区でも酒造りが行われていたのでしょうか。

 

引用:赤湯町史(昭和43年)

 松尾神社 大字元中山字日影

 祭 神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

     大山咋命(おおやまぐいのみこと)

 由 緒 創立年不明

     京都府葛野郡松尾神社の末社と伝えられている

     社殿木造五坪

 

なお、町史には「大山つみ神」(つみは示偏に氏)と記載されていますが、元中山地区には別の場所に山神神社が建っていますので、京都松尾大社の主祭神二柱の一柱「大山咋命」と思われます。

もう一柱は「市杵島姫命」です。

2020.06.17:nakagawako:[◇中川地区の歴史]

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