第16番「音羽山 清水寺 十一面千手千眼観世音菩薩」
松風や 音羽の滝の 清水を むすぶ心は 涼しかるらん
清らかな覚りに導いていただける菩薩の説法に触れ、音羽の滝の清らかな水で、心を洗い
清めることを通じて、様々な煩悩から、心から解放されるようになれば、心は平静を取り
戻し、清らかな心境をずっと維持する事ができるであろう。
引用:清水寺ホームページ
◇「松風」を「菩薩の説法」と説明していることについて補足すると、「松吹説法度生
声」という中国の法話から来ています。
声だけが説法ではなく、天地に満ちている「松風の音もまた、仏様の説法の声」といった
意味になります。(諸説あり)
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