第10番 「明星山 三室戸寺 千手観世音菩薩 」
夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波
夜通し、月の明かりを見ながら三室戸寺への道を分けて行くと、宇治川の瀬に白波が立ち騒いでいる。
◇月を「見よう」と「三室戸(みむろと)」をかけています。
月は「真如の月」※とし、白波は観音浄土の補陀落を表しているとすると、
「煩悩の闇の中、明月に照らされ、浄土のような三室戸寺で心の迷いが晴れわたる」
と解釈できます。
※明月が闇を照らすように、煩悩の迷いが晴れること。
第10番 「明星山 三室戸寺 千手観世音菩薩 」
夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波
夜通し、月の明かりを見ながら三室戸寺への道を分けて行くと、宇治川の瀬に白波が立ち騒いでいる。
◇月を「見よう」と「三室戸(みむろと)」をかけています。
月は「真如の月」※とし、白波は観音浄土の補陀落を表しているとすると、
「煩悩の闇の中、明月に照らされ、浄土のような三室戸寺で心の迷いが晴れわたる」
と解釈できます。
※明月が闇を照らすように、煩悩の迷いが晴れること。
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