株式会社長井製作所
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震災後の景況報告会
昨日の例会で、東日本大震災の影響が各社の景況にどの程度あるのか、情報交換いたしました。
取引先が直接被災したところもあり、又、取引先の部品不足による減産で受注が減少しているところが大半でした。
中には、被災企業の代替生産で受注増となっている会社もありましたが、総じて、復興需要の増加が何時始まるのか、満を持して待機している状態のようです。
2011.05.27:
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声無き声を聞く
戦後教育では、発言すべき時には発言し、自分の意見を主張すべき時には主張しろと、教えられてきましたが、それだけで民主主義が成立するのでしょうか。
人の性格や能力には、様々な違いがあり、発言したくても発言できない、自己主張が出来ない内気な人も沢山おられるのが実情ではないでしょうか。いろいろの会議に出席して見ても、ほとんど発言せずに、後日になってから、あの問題については自分の考えとは異なっているとか、愚痴のように会議の批判をされる人がいらっしゃいます。会議の進行役の気配りもあるでしょうが、積極的に発言される人の発言の機会がどうしても多くなってしまうのが常ではないでしょうか。
又、発言の多い方は、どうしても自分の発言内容に気がとられ、他人の意見を聞く姿勢に欠けるように思われます。
二元論ではありませんが、表・裏のように、どちらが欠けてもいけないものです。発言・聴取も同じだと思います。
発言者だけでなく、会議の進行役も、発言の無い人に気配りして、声なき声を聞く姿勢が必要ではないでしょうか。
2011.05.24:
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地震に強い? 長井市
マグニチュード9.0の巨大地震、隣県である山形県でも各地区の震度が発表されていますが、どういう訳か、周囲の市町村に比較して長井市の震度はワンランク下の数字となっていました。本震のみならず、その後の余震でも必ずと言ってよいほど、ワンランク下の震度です。
過去に県内に影響のあった巨大地震は、私の記憶するものでは、1964年の新潟地震で米坂線のレールが曲がって不通となり、飯豊町の学校グランドで地割れが発生、米沢市内で御墓の倒壊などがありました。1978年の宮城県沖地震では、ブロック塀の倒壊などが近隣市町村でありましたが、いずれの場合も、長井市では被害がほとんどありませんでした。
20年ほど前の事ですが、市内の有力企業の経営者の方が、「長井は、天変地異が少なく、気候風土も温厚で農作物が豊富で恵まれている。その長所を対外的に大きな声でPRすべきだ」と発言しておられました。確かに地震や台風などの被害は少ないのですが、ダムが出来る前には水害があり、毎年冬の雪害があるではないかと賛同していませんでした。しかし、ダムが出来てからの水害はほとんどなく、雪も除雪機械の発達で、交通の支障が出る事はほとんどありません。先人の教えを再考する時かも知れません。
2011.04.26:
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生産基盤技術研修がスタート
当組合が、5年ほど前から長井商工会議所と共同で取り組んできた技能検定合格を目指した生産基盤技術研修に、今年度は、全国中小企業団体中央会のバックアップを頂き、検定職種の拡大、講師陣の充実、練習用金型の準備などをしてスタートしました。学科研修は、4月7日スタート、実技研修は、職種により異なりますが、先週16日は、金属プレスの研修を行いました。
2011.04.18:
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正しい情報を要求する矛盾
情報の時代と言われながら、今回の福島第1原発事故についての政府の対応、マスコミの対応、そして我々国民の対応を顧みると、東京電力の発表情報、原子力保安院の発表情報、内閣府官邸の発表情報それぞれが一元化していないとマスコミが批判をし、国民も、どの情報が正しいのかわからない状態になっているようです。
一元化された情報だけが正確とは限らないのではないでしょうか。遂この間まで、アラブ諸国で起きていた民主化運動も、独裁政治による統制された情報しかなかった国でWEB等による様々な情報を得る事により、可能になったと考えられます。
原発事故の当事国となっている我々に、統制された情報が必要なのでしょうか。それでは、戦前の大本営発表と同じではないでしょうか。逆に、野菜や水の放射線の暫定基準値を見ていると、本来、個々人の年齢や、体力・体質によっても影響内容は異なる筈ですから、誰にでも影響が表れない最低限の数値を限度としているのでしょう。(極端な数値に思えます)空気中のデータについても、新聞に毎日発表され、平常時と比較されていますが、農産物や海産物についても平常時のデータと比較出来れば良かったのに、その比較が出来ず、又、それらの情報が後から出されてくる事が問題の様な気がします。
本来、情報の時代とは、情報をコントロールせず、数多くの情報の中から、取捨選択するのが自分自身で、そのためには、個々人が正確な情報を取捨選択する能力を持たなければならない時代だとと思います。
2011.04.14:
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歴史を知ることの大切さ
今回の東日本大震災で、特にリアス式海岸の三陸地方で過去の地震・津波が解説されていたが、私の子供の時分の記憶でもチリ地震津波の報道があり、その際に、昭和三陸地震津波、明治三陸地震津波の過去があったとの話があり、地震が多く、且つ、地形的な問題で津波被害が多く、大変な地域だとの思ったものだった。今回の震災は、1000年に1度の大震災との事で、約1100年前の平安時代の貞観地震の記録があった事を新聞で初めて知った。その記録と地質調査の結果によると、今回津波で被災した地域がほぼ重複するような規模の大災害だったとの事。
先日、ISOの定期審査があり、審査員が、ISOの長所として、マニュアル重視と共に「記録」重視があり、実体験するほどのインパクトはなくても「記録」が失敗経験の歴史となって役立っている筈と指摘された。
歴史とは、過去の記憶であり、振り返ってばかりいられないが、先人の経験が現在の我々の直面する問題や、将来起こり得る問題に、解決のサジェスチョンを与えてくれるものであると改めて思った。
2011.04.12:
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計画停電による会社休業のお知らせ
この度の震災被害により、東北電力による計画停電の実施が決まりました。
弊社の停電は、3月16日(水)及び3月18日(金)の9時〜12時との事です。従いまして、当日の午前の部を会社休業といたします。
来週以降につきましては、東北電力の計画に従うと共に、物流障害で副資材の仕入れ支障や、表面処理業者の加工予定なども参考に、改めて計画し、お知らせしたいと考えます。悪しからず、御了承願います。
2011.03.15:
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東日本大震災について
この度の震災被害に見舞われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
弊社は、幸いにも28時間ほどの停電のみで、建物・設備・社員共に被害を免れる事が出来ました。但し、材料仕入れ、製品納入の物流に支障が出ています。当面、材料在庫のある分で生産のみ継続しております。
弊社お取引様初め、被害を被られた皆様の1日も早い復興を御祈念申し上げます。
2011.03.14:
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原点を忘れないように
ものづくりをしていると、新製法に挑戦しなければならなかったり、不良品対策をしなければならなかったりします。このような時、現状の製造条件を明確に把握し、どのように条件変更をしたら、どう変化したのかを把握し、目標通りでなかったら、更に条件変更を重ねます。こういったトライアンドエラーを繰り返して問題解決をするのが常套手段ですが、迷路に入った時にスタート時点の条件を忘れると脱出出来なくなる事が多いものです。つまり、原点を忘れずに問題解決しなければなりません。
同じ事が、個人の問題、家庭の問題、地域社会の問題、国家の問題、グローバルな問題にも当てはまるのではないのはないでしょうか。ところが、こういう社会的問題については、敗戦後の教育で戦前の社会を全て悪として無視してるのですから、自分達の原点が分からず、右往左往しているのが、現状ではないでしょうか。
特に個人の問題では、自分の存在のためには、両親があり、祖父母があり、曾祖父母があり、先祖があって初めて存在出来たのです。人間の歴史の中で、個人は中継点でしかないのです。
個人の権利主張も必要ですが、同時に現時点の周囲の人や先祖、将来の子孫の事も把握理解しなければ「原点」と言えないのではないでしょうか。
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2011.03.07:
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験担ぎ
子供が大きくなったのに、家内は毎年、雛飾りを出してくる。十数年前、娘達が中学生、高校生で、雛人形を出して当然という時期に、忙しさにかまけて出さなかった時があった。その年の初夏、倅が交通事故に遭遇し、脳挫傷という重傷を負った事があり、「するべき時にするべき事をしないと、又、悪い事が起きる」と言って、家内は以来、毎年、時期になると雛飾りを出している。
私にとって、倅の事故は、会社の決算や、他団体の総会などで超多忙な時で、欠席裁判で会長職を引き受けさせられたりして、思い出したくもない事故であるが、「験担ぎ」と言われると従わざるを得ない。
世間一般には、雛祭りの飾りを長期に飾っておくと、「娘の縁が遅くなる」と言われている。個人的な「験担ぎ」と同時に世間的な「験担ぎ」も大事にせねばなるまい。
2011.03.03:
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自己責任
最近の傾向と言うべきか、人間本来の特性と言うべきか、トラブルの発生原因を他人や社会に求め、自分はあくまでも被害者と主張する人が多く感じられます。又、トラブルの責任を追及されても、トラブル、そのものを認めなくなるのです。
かつて、我が社の例ですが、ある製品にクレームが発生し、原因が分からず、その時点の作業者が2名いて、一人ずつ聞き取り調査を行ったところ、Aさんは、「自分は注意しながら生産したので、不良品が発生するのはおかしい」との言い分で、Bさんは「自分は細心の注意をはらって生産したが、不良品の現物があるのだから、不注意があったと思う。今後、注意して作業します。」との回答でした。その後のAさん、Bさんの品質統計を取ったところ、Aさんの不良発生件数は減少せず、Bさんの発生件数は減少していました。
昨年のアメリカでのトヨタ自動車の電子制御システムのクレーム問題、海外では、自分が悪いと認めると賠償問題で不利になると、初めは認めませんでしたが、マスコミに手ひどく非難され、リコールをしました。その後、時間がかかったとはいえ、トヨタの無実は証明されました。
自己責任の追及は、過度になると、中国の文化大革命時の「自己批判」などというとんでもない化け物にも変化するリスクもありますが、トラブルの発生原因には若干なりとも自己責任がある事を忘れないで下さい。
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2011.02.28:
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「なりたい」人と「ならせたい」人
かつて、あるボランティアの組織で、立候補もしてないのにリーダーを引き受けさせられた事があり、その際、推挙する人が、この言葉を発したのです。日本の敗戦以来、民主主義の基本として選挙でのリーダー選びは当然の事として立候補・選挙での選出となりました。しかし、政治家を選挙で選ぶ際、一人しか立候補者が無く、無投票になったり、自分の支持する立候補者がおらず、選挙を棄権する人が多く低投票率になったり、真の民意が掴めないという事もあるのではないでしょうか。などと言うと、現在の政治批判と思われるかも知れません。我が組合「長機協」の組合員企業のほとんどは、オーナー企業の2代目、3代目で、社員達や、お取引先からの選出無しに、先代オーナーの相続として自動的にトップになっているにすぎません。民意と違いがあるかも知れません。ですから、今からでも遅くありません。各社のトップ経営者は、社員達や、お取引先から、トップに「ならせたい」人と思われるよう、努力して貰いたいものです。
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2011.02.21:
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ブログを始めるに当り
プロバイダーのスペシャリストから、説明を受けてからと考えていましたが、何事もチャレンジ精神とブログを書き始めてみました。企業の責任者・組合の責任者として、日頃考えている事、気付いた事などを書こうと思います。「継続は力なり」との格言もありますが、三日坊主とならないよう努力します。今年は、例年にない豪雪で春待ち遠しく、春に撮った写真です。
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2011.02.17:
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ホームページをリニューアルしました
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2010.12.27:
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