「青いとまと」は、長井市出身の彫刻家であり、日展作家でもある
故「長沼孝三」氏の、講演・対談集をまとめたものです。
この度初版から20年ぶりに、改訂再版されました。
長沼孝三氏は、名誉市民。「青いとまと」の冒頭に記載されている
詩「長井の心」の中で、郷土を愛し誇りに思う事の大切さを説いています。
講演や対談の中で氏は、長井の地を「日本の中でも最も恵まれた
素晴らしい環境」にあると語っています。
郷土愛に貫かれた長沼氏の哲学は、日常生活の中で郷土の良さを
忘れかけている私たちにとってのエールであり、
長井市の重要な教育理念として位置づけられています。
題名の「青いとまと」は、長沼氏が東京美術学校(現東京芸大)卒業後に
都内に家を借り、そこに集うまだ無名の俳優や医者らと交流し、
「日陰のとまと会」と名付けた事にちなんでいます。
本書はやまがたタス物産館の他に、長沼孝三彫塑館内でも販売されています。
▼彫塑館わきの、長沼氏の生家(県指定文化財)
秋の夜長のお供に・・・長井市民はもちろん、長井を知らない方でも堪能できる一冊です。(^^♪
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