【けん玉交流会in長井が開催されました】
けん玉交流会in長井が3月5日(日)、タスビルで開催されました。この催しは、けん玉を通して、いろんな地域の人と長井を含めたこの地域の人たちとの交流の場をつくろうと、長井市地域おこし協力隊である秋元悟さんが企画。山形県内はもちろん、宮城や秋田、新潟、東京、遠くは大阪から、また、中には衣装を身にまとった人など、およそ100人が会場に詰めかけました。交流会では、けん玉決定戦や即席チーム戦、段位認定会のほか、最後には参加者全員で長井式大皿ドミノ(昨年長井市でギネス世界記録を達成)を行うなど、けん玉を通した交流を楽しんだ一日となりました。
午前中に行われたけん玉王決定戦の予選会には、40人の申し込みがありました。競技内容は、通常のけん玉とは異なる形や糸の長さ、中には糸をゴムに変えたものなど、秋元さん考案のおもしろい5種類のけん玉を使用し、どのくらい早く決められた技をこなしていくかというもの。いままで触ったことのないけん玉や、不規則なけん玉の動きに、会場全体が笑いに包まれていました。
午後はけん玉王決定戦決勝の前に、即席チーム戦が開催されました。この競技は、参加する人たちがくじを引いて5人一組の即席チームを結成し、5人で1つのけん玉を使い、1人1人決められた技を決め、次の人にけん玉を渡していくというリレー形式でおこなうもの。初めは知らない人同士の即席チームがチーム戦を行うことで1つになり、選手も観客も皆が大興奮し、会場は大いに盛り上がりました。
即席チーム選の後に行われたけん玉王決定戦決勝は、予選を勝ち残った20人で開催。予選とはまた違った6種類のけん玉が登場。3分という持ち時間内でどれだけ早く決められた技すべてを決められるかというルールでしたが、全てを決められた人自体が6人という難易度の高い決勝戦となりました。そんな中、見事けん玉王を勝ち取ったのは山形在住の小学生、武田佳起くんでした。並み居る強豪の大人たちを抑えての優勝、おめでとうございます!
その他、けん玉の級や段位の認定会も行われ、子どもから大人まで、多くの人が昇級、昇段に挑戦する姿がありました。