長井市雇用創造協議会が2月25日、開発商品発表セミナーをタスで開催しました。セミナーは2部構成で、これまで取り組んできた「ながいらしさ体験型観光事業」と「地域資源を活かした加工品・商品開発事業」について成果発表を行いました。
第1部の観光事業では、「着地型旅行商品モニターツアー」と「おらんだの長井検定」について成果発表を行いました。モニターツアーでは、農産物の収穫体験や、まちあるきで長井の歴史や文化を実感できるツアーコースを提案。長井検定では検定のために作成したテキストブックやバッチ、認定証の紹介と、12月に実施したプレ検定試験の様子などが発表されました。
第2部の商品開発では、菊芋を使った「菊芋低糖質パン」と、「もっちぃパオ」の2つの商品の発表と試食が行われました。菊芋低糖質パンは食物繊維が豊富な菊芋のペーストや大豆粉、ヨーグルトなどが材料として使われています。砂糖を使っていないため、ダイエットをしている人などにもお勧めです。もっちぃパオは長井産のもち米粉と県産小麦粉などで作った生地で、馬肉チャーシューやりんごクリームなど地元産の具材を包んで楽しむことができます。飲食店や観光関係者ら約30人が出席し、地元食材を使った新たな商品を味わい、活用方法や販売方法などについて意見交換を行いました。