今日は息子と母と二人でお・か・い・も・の…親父は一人でお店番
頭にきたので店の商品をくすねて一人寂しくコーヒーターイム♪
紅花街道は、エジプト原産といわれる紅花が、ラクダの背に揺られてシルクロードを旅し、はるばる極東の山形を永住繁栄の地と定めるまでの壮大なストーリーを込めたブッセで、フワッとした生地にフレッシュバターと卵白のあっさりした和風バタークリームを挟んだ口どけの良いお菓子です。
元をたどれば、私が大学の卒業式の翌日から飛び込んだ練馬の小さな菓子屋の商品でした(もちろん名前は違いましたけど)。時は3月後半、まだ大半の友人は卒業旅行やマージャン三昧で明け暮れている頃。その店では金の卵?と呼ばれていた私の歓迎会が夕方から始まり、延々翌日の朝2時過ぎまで・・・。地獄の一丁目とも知らず、楽しかったのはそこまでで「よーし、お開きだな。おい新入り(あれ、金の卵のはずなのに、口調が荒いような…と朦朧とした頭で考えていると) 明日は5時にボイラーつけとけよ!!」 すかさず酔い潰れたふりをしたものの 住み込み修行だったためにきっかり3時間後にたたき起こされ、どやされました
ちょっと横道にそれました。その店で一番最初に教わったのがこのお菓子でした。
盆休みに帰省した時にウチの当時の工場長に伝達して以来なので、かれこれ35年近い長寿商品です。 どうぞ皆様も一度お試しください。
この記事へのコメントはこちら