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ちび丸見参 その4

  • ちび丸見参 その4
ボスは昨日のうちにネットで色々調べてたようで、昼休みのうちにホームセンターでキャリーバッグと猫砂を買ってきて、
帰るとすぐにオイラを動物病院に連れてってくれたっけ。
おニューのキャリーバッグは、それこそ体育館みたいに広々だったけど、
今じゃ身動きもままなんねぇ~んだ、
気高い野良猫一族のオイラもペット生活に慣れすっかりデブっちまったぜぃ(´ε`;)

病院では、いかにも猫好きな看護婦さんにいろいろ教えてもらい、
猫用のミルクやら哺乳瓶やら買い込んでたけど、体重は300gそこそこだったと思う。
帰り際、ボスは先生に「コレからおっきくするのは、う~んと大変だからな。」
と、しっかり脅されてたけど、オイラはミルクばっかり気になってた。

ウチに帰ると、養母(つまりボスのカミさん、今じゃオイラの召使い)が
ダンボール箱を二つ用意して、
一つには猫砂を敷いて準備万端整えて待ってたっけ。
彼女は今でこそオイラに構って欲しくて、すぐに抱っこしたりして
オイラの後を追っかけまわしてるけど、
最初のうちは指一本さわれずに、「アラッ」とか「キャーッ」と騒いだり、「早くミルク飲ませて!」とか「もっと立てて抱いてやんなきゃ!」と
脇からボスに指図するだけの口先番長だったんだ、懐かしいなぁ~。

哺乳瓶でやっと猫ミルクにありつけたけど、始めの頃は穴は小さいし、
粉が混ざりきらずにダマがあるし、いや~、普通なら
とても飲めた代物じゃなかったね。
オイラの日齢では20ccが適量と書いてあったみたいだけど、
20分くらいかけてやっと半分ぐらい飲んだかな…っていうより、思うようにミルクが出てこなくて、カンシャク起こして乳首を噛みまくってたら
結果として少しずつ飲めたっちゅうこと(-_-;)
                     またまた続く(かもしれない)
2013.02.02:mutumi1959:コメント(0):[コンテンツ]

小豆香るきんつば

  • 小豆香るきんつば
 お昼過ぎても外気は1℃未満だとか。
青空で日差しもあるのに、ホントに感じる一日です。

さて、久々に本業の話題です(-_-;)
写真はきんつばを煉っているところです。
手前は北海道の大粒小豆を早朝から炊き上げ、
8時間蜜漬けにしたものを蜜切りしています。
奥の銅鍋では切った蜜を寒天液とともに煮詰めています。
一時間ほど煮詰めたら小豆を加えて、火が通ったら出来上がりです。
バットに流して、一晩冷やし固めます。
明日は美味しいきんつばが焼けると思います。
お店で「ブログ見たよ!」と言っていただければ、
焼きたてのきんつば1個プレゼントいたします。
どうぞご試食くださいませ。

※尚、きんつばを焼いてる時間は9時から1時半ぐらいです。

2013.02.01:mutumi1959:コメント(0):[コンテンツ]

ちび丸見参 その3

  • ちび丸見参 その3
時刻は正午過ぎ、7月上旬のジリジリと照りつける太陽…まして東北大震災の年は暑い夏だった、と後で社長もしみじみ言ってたけど、扉の内から外へ、日陰から日向へ這い出た瞬間にオイラは三途の川の渡し守に袖を、もとい、前足の肉球を引かれてたんだと思う。
 「アララララ~」頭の上で素っ頓狂な声が、ハモって聞こえたかと思いきやオイラの体は何かにつかまれて急上昇。ここが ♪酒はうまいしネーチャンは綺麗な♪ 天国かとうっとりしてたら、 覗き込む4つのメンタマ…。「あら、かわいい~!」と高い声、「赤ぴっぴなのに元気いいこと、もう少し遅かったら干物かカラスの餌だったな。」と耳をくすぐる重低音。これが社長改め養父と養母、またの名をボスと召使いとの出会いだった。
 商売柄ペットを飼うのは御法度と、小さい頃から言われてきたボスはかなり迷ったようだけど、育てる決心をしてくれた。まあ、数日前に倒れて入院中のおじいちゃんとオイラがダブり、丈夫に育てばおじいちゃんもきっと元気になるッて家族には言ってたみたいだけど、何のことはない、オイラの愛らしさに負けたのさ(#^.^#)
                      続く(かもしれない)
 

 
2013.01.29:mutumi1959:コメント(0):[コンテンツ]

雪下ろし

  • 雪下ろし
 昨日今日と思いもよらないお天気だったので、日曜日にもかかわらず、屋根に登ってしまいました。配達の電話で何回か上り下りしましたが、元工場(現倉庫兼休憩室)と自宅の屋根はヘリの方だけ何とか完了しました。今日頑張ればもう少しできたのですが、日が照ってる割になんだか寒くて、午後からは登らないで終わりにしたら、二時過ぎから吹雪いてきました。大正解でした。
 ウチの屋根は吹き溜まりになるのか、結構積もりやすくて、東側の方は二メートル位のところもありました。地震対策の意味でもこまめに下ろさねば…と思っておりますが、筋肉痛と腰痛を思うと決意も溶けそうです。
2013.01.28:mutumi1959:コメント(0):[コンテンツ]

ちびまる見参 その2

  • ちびまる見参 その2
 腹減って寂しくて、永遠に続くかと思われた
不安な一夜がやっと明けたんだと思う。何でって、また下駄箱の扉が大きく開かれ、牛乳の皿が交換されたんだ、ご丁寧に煮干しまで付いて…「だからオイラまだ自分で飲み食い出来ねーんだよ(`ε´)」今なら煮干しなんて瞬食だけど、あの頃はまだ鼻も利かなかったから、悲しくて、惨めで、「オイラの一生短いようで短かったな~」と死を覚悟してたんだ。

 疲れ果てて少し寝たのか、意識を失っていたのか、ジト~ッとする暑さで気がついたんだ。もう頭ん中はカラータイマーの真っ赤な警報音でやかましかったけど、最後の力を振り絞って大泣きして、扉の方に這っていったんだ。カーチャンがいつ来てもいいようにって、(実際は一度も、様子見にも来なかったんだけど)社長が少しだけ開けててくれたんで明るい方に惹かれたのかもしれないけど、オイラとしてはカッコつけて「死ぬ前に一目でも外の世界を見てみたかったんだ。」と言いたいね。
2013.01.26:mutumi1959:コメント(0):[コンテンツ]