令和6年度、県内各地で医療的ケアを必要とするお子さんが地域で就園・就学する予定です。
受入れ先が合同でケアについて学ぶ「山形県医療的ケア児直接処遇者研修」を協同の杜JA研修所にて開催しました。13か所から計24名の園や学校および行政職員の方々より申込みいただきました。集合研修を最大に活用するため、youtubeにて事前学習の上での参加としました。
本日の集合研修では、グループごとに「吸引」「気管カニューレ」「経鼻・胃瘻」「心肺蘇生法」の各ブースをまわり、体の構造、使用する医療物品やその特徴、取り扱う際の注意点、実際の手技を学びました。「緊急時対応」では発見から対応までをシュミレーションして、メンバーが役割を持ち体験しました。受講者より「緊急事態が起こる場面はそれぞれ。もし園庭だったら動かす・動かさないの判断をどうするか?」「学校だったら周囲にクラスの児童が多数いる状況となるため、他の児童を安全に誘導・対応する職員が必要かも?」と所属先の状況をイメージした質問や意見が出ました。
次年度に受入れを開始するといった共通点があるため、情報交換できるようにセンターとして双方にお声がけさせていただきました。
各園や学校に持ち帰り、課題や対処方法を検討することで更に実りある学びになりますね!
次回に引き続き、次回4/13も同じ内容で受入れ先を中心とした研修を開催します。
本日受講されたみなさま、ご参加ありがとうございました。
次回、参加予定のみなさま、お会いできるのを楽しみにしております!
そして、入園・入学を心待ちにされているみなさま、おめでとうございます。
準備が進んでいます