2023年8月30日(水)/山形県教育局主催「医療的ケア連絡協議会」に参加しました
「令和5年度 医療的ケア連絡協議会」にオブザーバーとして参加しました。
特別支援校および地域の小中学校での医療的ケアの実施について話し合いが行われました。看護師配置に関して〝学習の保障”や〝連携に関する時間の確保”についての意見、〝緊急時対応”や〝学校と病院の連携”に関する課題があげられました。
当センターからは教育の場での医療について、市町村、園や学校、学童保育などそれぞれが看護師を確保している現状から、垣根を取り払った効率のよい安定的な看護体制を構築する取り組みができないかといった、課題解決に向けて日々の相談から感じていることをお伝えしました。
また学校看護師の採用に関しては山形大学医学部が受託している「山形県医療的ケア児直接処遇者研修事業」で、8/20に関心を持っている看護師対象に研修会を開催して働きかけがなされたこと、参加者から寄せられた感想等をご紹介しました。
2023年8月29日(火)/研修会 第1回「医療的ケア児支援法施行で進む医療的ケア児の進学」
医療的ケア児等コーディネーター支援協会では2回連続講座『医療的ケア児等の教育保障と医療安全を考える』として研修会を開催します。
第1回は8/29(火)13:30~16:30に行われる「医療的ケア児支援法施行で進む医療的ケア児の進学」です。
県内においても、地域の学校への就学相談が増えてきています。初めての取組みも多く、学校における対応について学びの場としてご案内いたします。
なお、本研修は医療的ケア児等コーディネーター支援協会の会員の方は無料で、当日オンラインでの参加や後日配信動画も視聴できます。
会員以外の方は有料となります。(Peatixよりチケットをご購入いただけます。)
第1回「医療的ケア児支援法施行で進む医療的ケア児の進学」
~医療的ケア児支援法で学校教育がどう変わるのか~
医療的ケア児支援法が2021年9月に施行されました。この法律では、親の離職防止を目指すとして、学校における親の付き添い問題の解消、そのための学校看護師の配置や医療的ケアが出来る教員、介護福祉士、ヘルパー等の配置とその育成が求められています。
医療的ケア児の中には、知的な障がいがない子どももいるため、小学校等特別支援学校以外に進学を希望する子どももたくさんいます。進路は、何を判断基準にどのように決定することが適切なのか、学校や教育委員会は、どのような立場で何をするのか、教員と看護師の役割分担や業務整理など学校における医療安全構築のポイントは何か。 法の成立の背景と目指す方向性を確認しながら、学校としての対応について考えます。
■日 時:8月29日(火)13:30~16:30
■場 所:zoom(後日配信あり)
■主 催:医療的ケア児等コーディネーター支援協会
■共 催:あいち医療的ケア児支援センター
■講 師:永田町子ども未来会議事務局長 加藤 千穂 氏
文部科学省 特別支援教育課特別支援教育企画官 生方 裕 氏
https://www.iryoutekikea.net/cont6/27.html
2023年10月3日(火)/研修会 第2回「医療的ケア児が安心安全に通えている学校から学ぶ」
医療的ケア児等コーディネーター支援協会主催の2回連続講座『医療的ケア児等の教育保障と医療安全を考える』について、研修会第2弾のご案内です!
第1回と同様に、本研修は医療的ケア児等コーディネーター支援協会の会員の方は無料で、当日オンラインでの参加や後日配信動画も視聴できます。
会員以外の方は有料となります。(Peatixよりチケットをご購入いただけます。)
第2回「医療的ケア児が安心安全に通えている学校から学ぶ」
~ハード・ソフトの医療安全と教育保証の事例~ 全国各地に、医療的ケア児をすでに受け入れている学校があります。医療安全を担保しながら、その子どもなりの自己実現を保証する教育を試行錯誤しながら実施して来ました。講演では、仕組みを作る過程、教員と看護師、介護職などの役割分担、医師や病院との連携、教育委員会の関わりなどを具体的に学び、医療的ケア児の教育のあるべき姿を模索する機会になることを期待しています。 ■日 時:10月3日(火)13:30~16:30 ■場 所:zoom(後日配信あり) ■主 催:医療的ケア児等コーディネーター支援協会 ■共 催:あいち医療的ケア児支援センター ■講 師:株式会社スペースなる代表 梶原 厚子 氏 刈谷特別支援学校 教諭 長坂 利幸 氏