軒下に這わせている「セイヨウアサガオ」の花が寂しそうに色あせてポツンと咲いています 葉もほとんど枯れてしまい夏の終わりに抗うかのように必死に咲こうとしているようです 瀬戸内寂聴の「夏の終り」という小説を思い出しました 南陽市宮内出身で芥川賞候補作家 小田仁二郎との道ならぬ恋を描いた私小説ですが 妻子がありながら瀬戸内寂聴のもとに通う二人の関係を赤裸々に描いています

  • 軒下に這わせている「セイヨウアサガオ」の花が寂しそうに色あせてポツンと咲いています 葉もほとんど枯れてしまい夏の終わりに抗うかのように必死に咲こうとしているようです 瀬戸内寂聴の「夏の終り」という小説を思い出しました 南陽市宮内出身で芥川賞候補作家 小田仁二郎との道ならぬ恋を描いた私小説ですが 妻子がありながら瀬戸内寂聴のもとに通う二人の関係を赤裸々に描いています

花を紹介するブログですが小説の話になってしまいました。小田仁二郎は南陽市宮内のちょうど宮内公民館の東側の医者の息子として生まれています。長井中学(現在の長井高校)早稲田大学を卒業後、作家となり、小説「昆虫系」と「メルヘンからかさ神」が芥川賞候補なった人物です。宮内公民館の前庭には記念碑があり、除幕式には瀬戸内寂聴も訪れています。

この「夏の終り」は女流文学賞を受賞し、瀬戸内寂聴の作家としての原点となったといわれています。

 

瀬戸内寂聴との出会いは・・・ 小説を読んでみてのお楽しみ。

 

2021.10.27:[コンテンツ]

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