異常気象と薪ストーブ

  • 異常気象と薪ストーブ
今年を振り返ると、岩手県に直接上陸する台風の動きや上陸回数は今までにないほど増え、

各地で集中豪雨や洪水が発生し被害も大きくなりました。

地球の気温が上昇すると風も強くなり、海面温度も高くなるので、

発生する台風も巨大化しやすくなるでしょう。

この状況は温暖化と結びつけたくなります。これからこのような気候が定常化するのでしょうか。




どうやら化石燃料に依存し過ぎるところに問題があるのでは。

ならば、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱などの再生可能エネルギーに注目すべきです。

化石燃料と異なり、エネルギー市場の思惑や国際間の紛争等市場の価格が高騰したり、

供給が不安定になりにくいと言う利点もあります。

この様な地産地消の再生可能エネルギーの開発が進めば、温暖化を軽減する上で、とても望ましいことです。

さらに限って考えれば、もっと使いたい優れた資源があります。それは地元の山の木です。


我が国の70%は森林です。しかし経済優先で、長い間輸入材料に頼るあまり、

使われずに放置され荒れている多くの山。

その山の木は化石燃料とは根本的に違い、優れた再生可能エネルギーです。

化石燃料と違い、木の出すCO2は光合成をするときに取り込んだ(炭酸同化)CO2なので、差し引きゼロです。

これを、カーボンニュートラルと言います。




年々激しくなる気象に怯えてなにもしないでは、この先も繰り返し災害が頻発するだけです。

大きな原因がわかっているなら、それを解消しつつ減災に努めるべきだと考えるのが当然です。

家を建てて10年・20年というご家庭は、ソーラーサーキットの家のような高性能な外断熱の家に、

建て替えすることはなかなかできません。

一個人にできることのひとつに、暖房に木質系燃料のストーブを選ぶこと、それが現状を改善する、

小さいけれど確実な一歩だと思います。

私もその一人です。



CO2を増やさない薪やペレットストーブに替えることで、これまで排出し続けてきたCO2を削減出来ます。

平成27年度のモニターアンケートによれば、薪ストーブ1台当たり1.54トン、

ペレットストーブで1.37トンものCO2を、

家庭から出る分だけでも削減できる大きな効果があることが分かっています。

熟成した木は木材として活用すべきで、その方が山が若返り光合成も盛んになって

CO2の削減にもつながります。

森林は日本中にある再生可能な資源ですから、大東環境で取り組んでいる、

今まで廃棄されていた、杉の皮を加工したイディアル グリーンやファイバーと同じように、、

もっと活用されることを期待します。










2016.11.01:m-kuma:[熊谷 昌則/レポート集]

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