今日、大きな社会問題にもなっている空き屋についてご紹介させていただきます。
現在の国内の空き家数は約820万戸となっており、人口や世帯数の減少により、今後も益々増え続け、15年後には、2000万戸を超え実に30%以上が空き家になると予想されています。
問題なのは、空き家のうち、リフォームし、再活用できる住宅は、約2割と言われており、大半は売るに売れない・貸すに貸せない、解体するしかない負の資産となっているのです。
平成27年に空き家対策特別措置法が制定され、様々な施策が検討されていますが、人口とともに世帯数が減少していく中で、根本的な解決にはならないのが現状です。
これから、家を建てる方が、考えなければならないのは、今後も、30年しかもたない家を造り続けていれば、空き家は、益々増え続けていくという事で、100年以上活用出来る、本物の長寿命住宅にしていく事こそが、空き家問題の解消につながる唯一の手段なのです。
新築する方は、将来をリアルに考え、30年後も健康で住み続けられる家なのか?住み替えする場合でも、売ったり・貸したり、出来る家なのか?
真剣に考えた家づくりが、求められているのです。
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