1月7日名取文化会館 3階小ホールにて、世界で初めて化学物質過敏症(CS)について描いたドキュメンタリー映画。
「いのちの林檎」の上映会がありました。
主人公の早苗さんは、重度の化学物質過敏症(CS)であらゆる食品や飲み物を拒絶するようになってしまいました。
十数年前に川崎市に御両親が一緒に住むための住まいを購入した、その幸せになるための住まいが、
不幸の始まりとなりました。
その新築の家でシックハウスを発症して、化学物質過敏症になってしまいました。
水一滴も飲めない、近所のゴルフ場の芝生を管理するための農薬に苦しみ、周囲の無理解から生きる場所をなくして
母親と3匹の愛犬と息の出来る場所を探して、標高1000mの山の中で厳しい難民生活を送っていました。
そんな彼女を救ったのは木村秋則さん(青森県)の育てた「奇跡のリンゴ」でした。
目には見えないつながりを映し出しています。
化学物質過敏症で苦しんでいる患者は国内に100万人以上、その予備軍は1000万人以上いるそうです。
ところが、病院に行っても医者からは、「それ何?」といった声しか返ってこない。
知らない。無関心。
世の中に大量に市販されているもののほとんどの商品が、身体や環境に安全・安心なものばかりかと云うと疑問です。
同じようにハウスメーカーの住宅も同じです。
消費者は、それを選び見極める知識が必要となります。
いつ、誰が発症してもおかしくないのに、無関心である社会を問題視して、皆様に知っていただきたいとの思いで、
この上映会を行ったのでしょう。
これからも注視していきたいと思います。
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