我が家のバカボンの誕生日にちなんで、手塚不二夫の「天才バカボン」の話しをしましょう。
バカボンって、バカな人いう意味だと思っていませんか。
私もバカの愛情表現だと思っていました。
違うようです。
医師矢山先生の、著書「空海の人間学」に、
梵語の「薄伽梵」(バカボン)という言葉が出てきて、釈迦を意味すると・・・。
トリビアという番組でも紹介されたことがあるようですが、
バカボンのパパの決まり文句「これでいいのだ」も、「覚りの境地」の言葉です。
どんなことがあっても、あるがままをうけいれる。
「これでいいのだ」「これでよし」
タモリさんが、赤塚不二夫さんの告別式で、
「あなたの考えは、すべての出来ごと、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、
また時間は前後関係を絶ちはなたれて、その時その場が異様に明るく感じます。
この考え方をあなたは見事にひとことでいい表わしました。
すなわち「これでいいのだ」と、述べられました。」
おもしろい話しとおもいました。
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