気温・湿度とニオイの関係

先日、ソーラーサーキットの家を建てて頂いた、八木山のM様邸に、

丹野君のお客様をお案内しました。

M様邸はSCナビとリフレアが備えられたソーラーサーキットの家です。

その日の外気温は24℃、湿度90%以上といった、

じっとしていると体に湿気がまとわりつき、額に汗がキラリと出るような、ちょっと蒸す日でした。

M様邸に伺い、リフレアの素晴らしさに、ホッとしました。

エアコンは使わなくても、リフレアを弱運転にして、室温は23℃、湿度70%になっていました。

あらためて感じたのが、カラッとしているのは当たり前ですが、

ご年配のご夫婦お二人でお住まいなので、少しは家庭臭があってもおかしくないのですが、(ごめんなさい)

ニオイが無いというか、無臭で爽やか。

湿度が低いとニオイも感じないの?

気温・湿度が高いとニオイを強く感じるの?

ニオイの原因を強く感じる原因は、4つあるそうです。

ニオイの原因その1・・・・・気温が高い

  ニオイの物質が揮発する量は、気温の上昇とともに増加するそうです。
  気温の低い冬に比べ夏は約4~16倍増え格段に強くなります。

ニオイの原因その2・・・・・湿度が高い

  ニオイを感じる鼻の臭粘膜は、湿度が高いとニオイを感じやすくなる。
  湿度が高いと水分子が壁やカーテン・ソファーに染み付いたニオイ分子を追い出すため、ニオイを感じるようになります。

ニオイの原因その3・・・・・空気が対流しやすい

  夏は室内全体の空気が対流しやすい為、ニオイが拡散しやすい。

ニオイの原因その4・・・・・バクテリアによる腐敗やカビなどの発生

  気温と湿度が高いと食品の腐敗やカビが繁殖しやすく、不快なニオイが多く発生します。


ある、航空会社のファーストクラスでは、機内が乾燥しているので、

食事の時に鼻を潤してから、召し上がっていただくそうです。

これは、湿度とニオイ(香り)の関係をうまく使ったいい例です。うなずけますね。

リフレア付のソーラーサーキットの家は夏場、ニオイの発生も抑えてくれることもわかりました。


気温・湿度とニオイをうまく使って住み心地の良い環境を創っていきましょう。



  

2013.07.08:m-kuma:[熊谷 昌則/レポート集]

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