シンボルツリー  その2

昨日、紹介したシンボルツリー メタセコイア。

あまり聞いたことが無い名前の木だと思いますので、簡単にご説明します。


スギ科メタセコイア属の針葉樹。

一属一種。

和名はアケボノスギ(曙杉)、イチイヒノキ。

歴史は、1939年に日本で常緑種のセコイアに似た、落葉種の植物遺体
(化石の一種)が発見された。発見者の三木茂博士により「メタセコイア」と
命名され、1941年に学会へ発表されました。

当初、「化石」として発見されたために絶滅した種とされていましたが、
1945年に中国四川省磨刀渓村の「水杉(スイサ)」が同種とされ、
現存することが確認されたことから「生きている化石」と呼ばれることも多くなりました。

その後、1949年に国と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、全国各地に植えられました。


当社のシンボルツリーもその頃に、植えられたのでしょうか。

そうしますと、もう樹齢60年になります。

確かに、幹まわりを観ると、その年齢を感じますね。



メタセコイアは昭和天皇が愛した木だそうです。

昭和30年代生まれの私にとっては、今までと違った愛着を感じます。
2009.12.04:m-kuma:[熊谷 昌則/レポート集]

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