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1,000,000円のティシュ

  • 1,000,000円のティシュ
昨日、ミニストップでちょっと、珈琲タイム。

カウンターにこのティシュが置いてありました。

「1,000,000円もらっていいの」

「1,000,000円どうぞ、おもちください」

ちょっと、得した感じ。

ちょっとした、笑顔がいいですね。

家を購入するときには「・・・心地」

服を買うときには、ちゃんと試着をして「着心地」を確認します。

靴を買うときにも、「履き心地」を確認します。

もし、履き心地の悪い靴を買ってしまったら、我慢して履くか、使わないか、

あう人にあげるか、捨てるかしかありません。

家を購入するときには「住み心地」を確認されますか?

服とか、靴と違って、カンタンに捨てることは出来ないのが家であり、住まいです。


見た目のデザインや機能性だけで判断をしない日本の消費者は、

製品の品質に対する厳しさは世界一だと言われています。

しかし、「住宅の品質」=「住み心地」に対する厳しさが、

果たして日本人は胸をはって世界一と言えるでしょうか。

繊細な感覚を持ち、高品質を求める日本人が、

なぜ一生に一回の、しかも人生で一番高い買い物である家を、

「住宅の品質」=「住み心地」を確認しないで購入するのでしょうか。


住宅の「住み心地」を考慮せずに家を購入することは、

食事をとるときに、見た目や味にこだわって、自分の好きなものを好きなだけ食べているのと同じです。

若いうちは、ある程度若さでカバーできるかもしれませんが、いつか体を壊します。

「心地良さ」は人それぞれによって違いがあります。

自分の家族に一番あった「心地良さ」見つけてください。

そのお手伝いをさせてください。





あなたの健康は家が決める・・・その4

   今まで無視されてきた「住み心地」


 3、「住み心地」がなぜ注目されてこなかったのか?

住宅の価値には、目で見て、触れて、説明を聞けばすぐにわかる表面的・機械的な価値と

目に見えず、住んでみなければわからない「住み心地」という価値があります。

でも、この「住み心地」をお客さまにわかってもらうことは、住宅メーカーにとって、

たいへん厄介なことです。

ですから、住宅メーカーはお客さまには「住み心地」というものにできるだけ興味を持たないように、

目で見て、触れて、説明を聞けば理解できるような表面的・機械的な価値を強調する住宅メーカーが多い

し、「住み心地」をお客さまにアピールすることは、どうしてもたくさんの不都合があるようです。

 ①説明する担当者の教育に時間がかかる

 ②「住み心地」の確認に時間がかかる

 ③「なぜ、そんなに住み心地がいいのか」そのシステム・構造を見たいと言われると困る

 ④一番不都合なことは「建てたオーナーの方の声を聞かせてくれ、たくさん会わせてくれ」と

  言われると困る。


「住み心地」は居住者の主観的な判断も加わりますので、その評価は実にデリケートなものです。

「住み心地」でお客様に喜んでいただくためには、「お客様が期待する以上の性能の家」を、

「正しく説明」して、「正しく工事」して、「きちんとアフター」できる「真面目で嘘をつかない誠実な住宅メー

カー」であることが必要なのです。

だから、そうでない会社にとっては「住み心地」をメリットとしてアピールすることはむずかしいのです。



我々も、その気持ちを持ってお客様に、対応してまいります。


 「あなたの健康は家が決める」からピックアップさせていただきました。



 





あなたの健康は家が決める・・・その3

  アトピーも軽くなったようです(N様)

先日、アトピーと空気環境との関係を教えてください。との質問がありました。

その関係は一概には、お応えできませんので、

「ソーラーサーキットの家」にお住まいになっている、ご家族の声をあげさせていただきます。


■こちらのお宅を新築してどのくらい?

  1年6ヶ月です。

■住み心地はどうですか?

  最初にいいなって思ったところから、なにも変わらずに、ずっといいなと思い続けられる家だと思います。

■以前のお住まいは?

  中古で、築20数年の家を買って、古い家に住んでいました。

■前の家の不都合なことは?

  家の中の空気が非常に悪い家でした。非常に湿度が高かったり、それから一度料理をすると、その料理のにおいが、その次の日の朝まで残ってしまうような、空気がよどんでいる印象がありました。

■特筆すべきよかった点は?

  家の中の空気がいつも、とてもきれいです。玄関を開けて家に入ったとき、空気がきれいで、気持ちいい空気になっています。ホコリがたまりにくくて、前の家に比べて掃除の回数がすごく減りました。

■ご家族のことで気づいたことは?

  娘は生まれつきアトピーで、前の古い家のときには、夜、寝ているとき、だいたい2~3時間は夜中に起きて、体中をかきむしることがよくありました。私もいつも体をさすってやっていましたが、新しい家になってからは、今まで、夜中にあれほどかゆがって起きていた子が、一度も起きずにぐっすり眠ることの出来る日が、何日も続くようなりました。親としては大変うれしいです。子供が苦しんでいるのを見るのはつらく、替わってあげられるものなら、と何度思ったことか。なによりもうれしかったことです。

■新しい家になって変わったことは?

  冬は、どこの部屋に行っても温度が同じなので、子供たちは家中を走り回るようになりました。夏は、エアコンをつけていなくても、外から帰ってきたとき、「わあ、涼しい」と言って入ってきます。年中、ホッとできる温度が保てていると思います。


アトピーが良くなった原因は、さまざま要素があってのことだと思います。

このように、「ソーラーサーキットの家に住んでよくなった。」と、言っていただけること。

「建ててよかった。」と言っていただけること。

それが、私たちの一番の喜びです。



あなたの健康は家が決める・・・その2(かなみさんへ)

  今まで無視されてきた「住み心地」

かなみさんお問い合わせありがとうございます。次の8つの条件を満たすような家を建てると、アトピーも改善すると思いますよ。
(空気環境とアトピーの関係については、近いうちに・・・。)


2 「住み心地」を重視するための8つの条件

 ひと昔前、シックハウスの問題がマスコミ等でも取り上げられました。無垢材の柱や漆喰の壁、炭化コルクや羊毛などの断熱材といった自然素材で家を建てることが、「健康住宅」であるかのように言われた時期がありました。

 しかし、健康をテーマに住宅を語るには、たくさんの要素があり、「建材に自然の材料を使うこと」は、数ある条件の1つにしかすぎないのです。自然の材料を使っただけで「健康住宅」だという理解をしていると、予期しない「不健康住宅」を手に入れることになるかもしれませんので、注意が必要です。

 では、健康に暮せる家とはどんな家か?現在の住宅に対する不満要素を理解するための8つの条件を、考えてみます。

   【体にやさしい「温度環境」のために】

 ①家全体に不快な温度差がないこと
家中で温度差のない空間づくりを実施することは極めて重要です。

 ②朝晩、室内に大きな寒暖差がないこと
くつろぎとやすらぎを満喫し、健やかに暮せる住宅にするには、一日の寒暖の差が小さい住宅にする対策が必要です。

 ③夏場にクーラーに頼りすぎずすむこと
夏、エアコンに頼りきった生活での健康上の問題点としては、次の2点が挙げられます。
 A.自律神経の異常
 B.子供の成長過程に汗腺発達障害
夏場に「暑くなったらから冷やす」家づくりでなく、「暑くならない」家づくりの対策が必要です。


   【「空気」がきれいなこと】

 ④シックハウスの原因を除去し、十分に酸素がいき渡ること
室内の空気環境がきれいであれば、心身にかかる負担を軽減させることができます。アレルギーにも関係してくるポイントです。

 ⑤ホコリ・花粉・煤煙などを適切に除去すること

 ⑥四季を通じて適度な湿度を保つこと
多湿な日本では、一年中湿度との闘いがあります。夏、冬ともに「適度な湿度を保つ」家なら健康にもいいのです。

  
   【「結露」と「音」の問題】

 ⑦窓周りの結露を防ぐ断熱・気密対策
冬場、毎朝のように窓枠部分で発生する結露とカビに心当たりはありませんか?

 ⑧静かにぐっすり眠れて疲れを十分に癒せること


以上、「住み心地」を重視するための8つの条件をご紹介しました。

これだけの条件をまとめて満たすことができる住宅であれば、

それこそ「真の健康住宅」だと思います。