ヒカゲノカズラ

  • ヒカゲノカズラ

雪が融けると一斉に花咲き乱れる高山植物も、8月になると新しい花はめっきり少なくなり秋の気配が強くなる、蝦夷オヤマリンドウはまださいてない、花の紹介も減ってくる、そんな天元台、コケやシダ類は元気に育ってます。ヒカゲノカズラは林縁や山地の日当たりのよい裸地に生える常緑の多年生シダ植物で、ツル状になって地表をはいます。 日本の北海道~九州と、北半球の温帯域~熱帯域(高山)に分布します。 夏頃に地表をはう茎の所々から垂直に立ち上がる枝を出し、その先に胞子嚢(ほうしのう)の穂をつけます。 万葉集には「やまかづら」という名で、枕草子には「ひかげ」という名で書かれています。 「影(かげ)」には光が当たってできる暗い場所という意味と光という意味があり、「陰(かげ)」には日の当たらない場所という意味があることから、ヒカゲノカズラの名前の由来としてある

2024.08.11:li-no2:[菜園・食・花]

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