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【転職あれこれ】藤庄印刷(山形)さんの件で思うこと。

今般、藤庄印刷さんが企業再生支援機構から事業再生に向けた支援を受けることになったそうです。
藤庄印刷さんといえば、戦後山形経済・文化を古くから下支えしていただいた創業65年の老舗中の老舗。
私がそのむか~し就職活動をした時も、しっかり「資料請求」もさせてもらったし、合同会社説明会でも説明をうかがったことを覚えています。

東北で最大規模ということは存じ上げていましたし、地場の企業なのに、大日本印刷さん(後に東北DNP)あたりと同じフィールドで競っていらっしゃるのをみて、誇らしく感じていたものです。
一方で、過大な設備投資額とそのタイミングの良し悪しが論議されているようです。
そして、38億円の有利子負債ですから、ここに至るまでおそらくメーンバンクさんと昼夜無い調整が行われてきたことと思います。


さて、山形に根ざすキャリアクリエイトとして、何かお役に立てることはないか?ということなのです。

上山の蔵王の森工場は新しい会社を設立し事業継続の予定とのこと。
埼玉の工場は閉鎖。ベトナム法人は解散。
「役職員374人には早期希望退職を募る」ということですが、私の知っている公表された計画の中では、具体的に働く人々がどうなるのか見えていません。
再就職支援など、何らかの措置はとられているのでしょうか?

一昨年から、山形県内でも大手メーカーの大規模なリストラや組織再編などで、多くの優秀な山形県人が不本意にも県外就業を余儀なくされました。
私たちの力ではこれをすべて食い止めることは不可能なのですが、ご希望があれば隣に座って現状をお伺いし、一緒に今後を考えさせていただくことは出来ると思っています。

情報をお持ちの方は是非教えていただきたい!と思う今日この頃なのです。。。

[文・佐藤広一]
2011.02.10:kouichi:コメント(0):[転職あれこれ]

【山形Uターン転職】出張面談実施の報告 1/22(土)

1/22(土)の定例出張面談日は私佐藤が担当しました。

U.Iターンを検討している方々との面談は、その多くの場合は、離れているからこそ想う「故郷である山形」の良さを伺えるので、毎回スッカリ元気をいただいて帰ってきます。

楽しみにしていた今回も、東京、さいたま、茨城…県外の第一線で活躍する山形県民からタップリお話しを伺いました。チョットだけご紹介します。

正月に帰省し、久しぶりにご両親とゆっくり。
漠然と「なぜ自分は茨城に居るんだろう」と考えてしまった28才のIさん。
二人で一緒に考えましたが、「自分は本当は何がやりたいんだろう」と考えさせてくれたのは茨城に就職したお陰、とういうことに二人一緒に気づきました。
これまでやってきたことを振り返りながら、あせらずじっくり考えてみることになりました。

新庄出身のKさん。
高校卒業後、13年あまり、親御さんから受け継いだであろう山形っぽい朗らかさで、東京の皆さんを元気にしていたのではないでしょうか。
彼女の動機は「両親のそばにいてあげたい」という実にホッコリする優しさでした。
普段の生活は「B型」といわれ、仕事振りは几帳面な「A型」とよく言われるという、「O型」の女性です。

バリバリの証券マン(表現が古すぎ)のMさん。
営業店での実績と教育や論理的思考の素養で、本社管理部門への登用。
普通にみるとスゴイ出世コースなのですが、本人はご自分のキャリアに疑問を抱いています。
「損をさせたくない」、「現在の仕事の中心は余資運用。もっと深いところでお客さんと付き合いたい」というような言葉がでてきます。
山形には、ご高齢の両親。Uターンへむけての検討開始です。
また、一ヵ月後にお会いする約束をしました。


今回はお一人が風邪で急遽キャンセル。。合計5名の方と面談でした。
Uターンを検討される理由は様々ありますが、今回お会いした方々は偶然だと思いますが「ご両親の健康状態」に起因しているケースが多かったです。

県外で山形パワーを発揮されている皆さんも、プライベートではいろいろな問題を抱えてつつ頑張っていらっしゃいます。

とにかく誠実にサポートしなければ・・・・と心を熱くしながらの帰りの新幹線・・・・
3本目はハイボールにします。。。

文:佐藤広一
2011.01.24:kouichi:コメント(0):[転職あれこれ]

山形での転職。Iさんのお手本のような活動。

「私の価値観が、金銭的・自己実現的なものから、これまであまり考えなかった家族と過ごす時間や、自身の健康維持という生活の要素に変化しました。」と、およそ一年間にわたって転職活動中であったIさん。

今日めでたく内定が出ました!
おめでとうございます!

Iさんの素晴らしいところは、転職活動にあたってのご自分なりのフェーズをもって、段階的・計画的な活動をしたところだと思っています。
Iさんの行動はキチンとした行動なので、そばに寄り添っている私も、「あっ、Iさんが意思決定して、また次の段階で動き始めたな」というのがわかりやすいのです。
整理能力の無い私には到底無理な行動ですが、同じ様なことで課題を抱えている方がいるかもしれないと思い、「一例」としてご紹介します。

①検討
Iさんは、転職を検討を始める前の相談の段階でキャリアクリエイトに登録してくれました。その時は、「こんな風に考えてみては?」というアドバイスに過ぎなかったと思います。


②活動開始
次に電話をいただいた時は、
「転職活動をすることに決めました。」
Iさんは、最初は働きながら転職先を探していました。
しかしながら市況は、ドン底。なかなかチャレンジ先さえ見つかりません。

③本格的活動
そして、次に電話をいただいた時は、
「退職して探すことにしました。」
会社が忙し過ぎて、活動が後手に回っていると思い、考えた末に選択されたのだと思います。

④活動方向性の修正
市況を理由に依然として、Iさんが第一志望にしている職種での採用意欲が持ち直しません。そこでIさんは、
「○○職でも、求人情報を収集してみます。」
「そこで、将来的に△△職を強化したいかどうか、面接で聞いてみます。」

これらの4段階をほぼ3ヶ月の期間を使って活動しました。

そして、とうとう達成してしまったのです!
内定ゲット!!

一つのお手本を眼の前で見せていただきました。

感謝。。。

文:佐藤広一
2011.01.07:kouichi:コメント(0):[転職あれこれ]

【転職のコツ】 未経験MR(医薬情報担当者)の最近の採用動向

私が20年以上前に就職活動をした時、MR職に対する個人的なイメージは、営業の中の営業、「最強の営業職」というものでした。

それこそ白い巨塔に登場するような、難しそうな先生方を相手に一歩も引かない強靭な交渉力と忍耐力と素早い判断力で、競合他社の強敵を凌駕していく。。。結果、想像も出来ないような高収入を得る。



この仕事を始めてから、これまであまり係わることの無かったMRの方々や、これからMRを目指したい、という方々と面談させていただく機会を得ます。

その様な中、ひょっとすると最近、私が昔イメージしたような人材が求められているのでは?と思われる出来事(具体的には、以前はこのレベルなら!?という未経験MR志望者なのに採用試験がなかなか通らない)が続きました。

キャリアコンサルタントを名乗る以上、業界素人なりにも最近の動向を抑えておく必要があること、特に、心情的にも未経験の若者の転職機会には最低限の業界現状は伝えていきたい、と思いちょっと調べてみました。
(実情、優秀なMR有資格者は情報量も多く、あえて「山形」という情報環境にある
キャリアクリエイトへのご相談はほとんどありません)


おそらく極々入り口に立つレベルと思いますので、もし、更に詳しいことや理解違いの点ありましたら、是非ご教授ください。。。

医薬品業界は今2010年問題という状況にあります。

医薬品の特許は20年が通常ですが、1990年前後が有力・大型医薬品の開発が多かったのだそうです。

すなわち特許期間を経過するこの2010年前後から、国の施策にも後押しを受けている安価な後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカーが一斉に製造・販売参入を進めるわけです。

開発医薬品メーカーとしては、収益を支えていた主力商品がこれらジェネリック医薬品にとって代わりますので、大きく収益構造事態が変わります。

これを引き金に、M&Aなどの企業統合や再編が進められ、いわゆる勝ち組・負け組が明らかになってきています。
そして、勝ち組といわれている大手においても、開発に軸足をおいた収益構造から、市場開拓・販売へのパワーシフトを進めているのだと思います。


かくして、勝ち組による「優秀なMR]の特需が発生しました。これは来年以降も継続するという見方が一般的のようです。

一方で、「長期化する」という見通しがあると、企業の視点は「ローコスト・育成・戦力化」という方向性に向かいます。
そしてこのことを背景に、「未経験MRの特需」が発生しました。

これは想像ですが、これらの状況にこの不況も相俟って、企業側としては「素養のある人材」をある程度確保できているのではないでしょうか?

こう考えると、特需ですから一見「売り手市場」になると思いきや、選考ハードルがあがっていることも納得できます。
特に、来春採用の新卒者の傾向などは注視したい要素と思われます。


最後に、話が元に戻りますが、ハードルが高くなっていると思われる「未経験MR」チャレンジの心得を一点だけ・・・

業界未経験だから、知らなくて良いということは全く無くなりました。
今あなたが住んでいる都道府県の一人当たりの年間医療費はいくらか?
無防備に面接にいくと聞かれるそうですよ・・・・w。
2010.11.30:kouichi:コメント(0):[転職あれこれ]

【山形Uターン転職】東京都内での出張面談実施の報告 11/27(土)

ほぼ月2回の割合で開催している「U.Iターン希望者の東京面談」ですが、
今回11月27日(土)は私(佐藤)が担当しました。
今月は、提携参加している「東北Uターン支援協議会」主催の
「Uターンセミナー」を11月13日に開催した直後ということもあり、
3名の方(いつもよりちょっと少なめ)との面談でした。

今日お会いした皆さんのUターン転職の動機になっているのは、
100%「家族の事情」によるものでした。
お二人は、「結婚、出産を機に父母のもとで生活を始めたい。」、
もうお一人は、「両親の健康状態が芳しくない」というものです。

経験上ですが、これらの理由が検討のキッカケになっている場合は、
一緒に移り住む家族との話し合いを経ている場合が多く、
地方で働くことへのある種「覚悟」のようなものが出来ている場合が多いです。

「収入がかなり減る可能性」、「企業規模」、そして企業規模が小さいことから
「希望している仕事以外でも何でもやらなくてはならない」ことなど…。

今回お会いした方々は、この点特にしっかり考えていらっしゃいました。

そして、アドバイスなぞ畏れ多い、山形に住んでいる私が忘れているぐらいの
「郷土愛」、そして、眩しいまでの仕事への熱い姿勢の方々でした。

こんな人達と東京のど真ん中でお会いして、
そして大きな声で山形や東北の話しをするのです。。。私の心は、雲の上!!

優秀な若手SEと元気いっぱい若手営業マン!
何とか、転職を成功させて幸せになってなってほしいものです。
全力でバックアップさせていただきます。

次回の東京での面談開催日は、12月11日(土)で、
原田が面談させていただく予定でおります。


申し込みはこちら↓↓↓から・・・
東京出張面談のご案内

Uターン.Iターン転職希望の方は是非是非お申し込みください!!
検討を開始したい・・方から、具体的な「山形・東北の求人」まで、
夫々の検討段階に応じたご面談になるよう努力いたします。

お待ちしています!
2010.11.29:kouichi:コメント(0):[転職あれこれ]