蚕桑小学校　気はやさしくて力もち

　10月14日、持久走記録会がありました。開会のあいさつ後、ドキドキしながら準備体操をして、スタートラインに立ちます。

　今年の持久走記録会では、うれしいことがありました。

　なんといっても新記録が3年生と6年生で出たことです。新記録を出すということは、過去の先輩方と競い、超えるための努力が実ったということだからです。なんと6年生は、20年ぶりの記録更新でした！2人とも、本当におめでとう！

　2つ目は、自分の記録に挑戦するために、科学的に時間を気にして走る姿が増えたことです。目標達成のためには、「がむしゃら」だけではいけません。科学的に考えて実践するということも大事だからです。

　３つ目は、体の具合が悪くて欠席しているこぐわっ子以外、全員がスタートラインに立ったことです。スタートラインに立ち、1歩踏み出すということは、辛いことへの挑戦が始まるのですから、大きな勇気が必要です。朝、体育の時間、ずっと走る姿を見てきました。例え、「よしっ！」と心を奮い立たせ、泣きながら走ったこと、完走したこと、練習よりも長く走ったこと、昨日の自分を更新したこぐわっ子たちの心と握手したいと思います。以下、がんばった姿の紹介です。

　応援も、いいなあ！

　日々の暮らしの中で、１つひとつが新しい自分になることにむずびついています。さわやかな瞬間（とき）をありがとう！

銀杏の葉もそろそろ色づく頃・・・。

　1年生は、メディアが心や体にどのように影響してくるか。お話を聞いています。

　3年生は、タブレットで個別に問題を解いています。

6年生、紙粘土で「将来の夢」実現中。

　またまた6年生、人種差別についてジグソー学習。内容があまりにも興味深くて全員の写真を取るのを、忘れてしまいました。

　先週も空き缶がたくさん集まりました。エコボランティア委員長を中心に、確認作業です。

　早いもので10月も半ばに差し掛かります。学校では1年の折り返し地点を過ぎ、評価・評定も終えて、様々なことを修正しながら、年度末の姿を考えた計画の実践に入ります。

　昨年度から、高玉芝居の学習後に学習発表会で高玉芝居（もどき）を演じている4年生。そしてそれを知った方が、木札に芸名を！という案を下さり、よい経験をさせていただいています。先日は、今年の4年生にも芸名入りの木札をいただきました。（先日のブログで紹介済みです。）

　このように廊下に飾っています。そして・・・

　金曜日、高玉芝居の後援会長様と勘定方のK様がご来校下さり、演劇の小道具など足りないものがあったら調達して下さると、お申し出いただきました。昨年度は、着物や草履などどうするか困っていただけに、本当にありがたいことです。地域学習をしている「渦」から、地域の方がその渦に入ってくださりまた大きな渦になってきました。4年生諸君、気合を入れて高玉芝居のストーリーを完成させなくては！

　高栄会の皆様に心より、感謝申し上げます！

　朝8時ごろ、蚕桑小のグラウンドはにぎやかです。もちろん、持久走大会に向けて目標を持って走っているからです。

　でも、何か気づきませんか？

　2年生が渦を作り、時間と共にこぐわっ子たちが集まってくる。そして、一生懸命走る子どももいますが、ゆる～く走る子どももいるし、リレーをする子どももいます。つまり、朝走るのが遊び感覚になっているということです。なんだか、この光景が人がいるから集まってくるお祭りのようだな・・とぼんやり眺めていました。

　遊び感覚でたくましく・・・思いもしなかった化学変化が起きているのかもしれない…そんなことを考えた朝でした。

　さっきまで、目の前で話していたこぐわっ子が走り始めました。「よ～し、走るぞ～！」そんな声が聞こえてきそうです。

　朝、2年生の教室。みんな走りに出ています。蚕桑小の「走り」の渦です。

　やってるやってる！

　先週のこぐわっ子タイム。お子さんを探してみてください！

　いかがでしょう？今日の食卓のおかずになりそうですか？

　先週から、ストップウォッチで時間をコールしてみました。歴代記録に挑戦しようとしているこぐわっ子もいます。先輩方への挑戦です。記録に挑戦するには、1周○秒のペースで！と、科学的に考えて、走って、ペースを体得する必要があります。持久走大会、本番は14日！自分との闘い、先輩方との闘い、レースが楽しみです。

　昨日は、町の地区対抗駅伝大会。蚕桑小学校からは、3名の選手が出場しました。第１走者から第2走者へ襷が渡った直後です。第1走者は、Aさん。緊張の中、走り抜きました。第2走者は、この場所から蚕桑コミセンまで。がんばれ、Hさん！

　走ったばかりで辛いのに、ごめんよ、Aさん！みんなにがんばった姿を伝えたくて！

　中学生から襷を受け取ったAさん、約800mなのでほぼほぼ全力疾走の覚悟で走りました。襷をつないでいくということは、無事に次の走者へ襷を渡す！と、とてもプレッシャーがかかるもの。自分が止まったら、みんなの努力が水の泡になるからです。本当にお疲れさま。そして、補欠として練習したこぐわっ子たちも、本当にお疲れさま。あなた方がいたから、選手も安心して走れたのです！

　襷…と言えば、5日に行われた町陸上大会の壮行応援。4年生が、大変立派に壮行応援をリードしてくれました。

　選手も、後輩たちの応援に力をもらったことでしょう！4年生が立派なのは、5・6年生が今までそうしてくれたからなのです。蚕桑小学校の1つの「襷」でした。町陸上の結果は、後日学校通信でお知らせします。