デラウェアのマセラシオンカルボニック二日目です
発酵はまだしていませんがぶとうの重みで果汁が瓶の七割ぐらいまででてきました
通称(MC)醸造方法とは収穫した葡萄を通常は破砕してブレスしますが、マセラシオン・カルボニック(MC)法では破砕せずぶどうの粒をそのまま、縦型の大きなステンレスタンクに上からどんどん入れてしまいます。タンクの下のほうの葡萄は重さで潰れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まります。発酵が始まると炭酸ガスが生成されますから次第にタンク全体が炭酸ガスで充満します。炭酸ガスで充満したタンクのなかでは潰れていない葡萄の細胞内部で酵素の働きによってリンゴ酸が分解されアルコール、アミノ酸、コハク酸などが生成され葡萄の皮からも成分が浸出します。このようにして細胞内の酵素による発酵を利用したものがマセラシオン・カルボニック(MC)法です。
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デラウェアのMC2日目
2010.08.19:kinkei:[最新情報・ワイン醸造・栽培日記]
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