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某大学の講師をして感じたこと

  • 某大学の講師をして感じたこと
先日、非常勤講師として某大学の講話をしてきました。
今回は2回目で依頼され内容としては
『社会人になって役立つこと』がテーマとして話しました。

 弊社でも新入社員を採用し、いろいろな取り組みや悩みを
持っている所がすごく共感していたようで、
就職が決まった人たちの対象で、関心を寄せて聴いていました。



主な主旨
・メモを取ること

・PDCAを身に着けて計画に行動を落とし込む

・素直な心ではいと受け入れる
 (例え先輩同士の矛盾が生じても、確認して判断を仰ぐ)

・相手の状況をみて話しかける
 (心理学を学んでおくと、先輩や上司、お客様の心理を読み取れる)

 以上のような主旨をメインに建築の法令の話や
仕事のフローチャートなど一部専門知識も取り入れて
お話ししました。



私の話をするときは、インプット&シンキング&アウトプット
といった話を聴いたら自分の言葉で落とし込みメモを読み返したり
人へ報告をするといったことをしております。
もちろん、時間によって調整しますが、今回は授業内で
実践をしております。



感じたこと
 授業をして感じたのは学生はヒアリングした内容を報告する時に
非常にシンプルにまとめた30秒くらいで話すことができることに
驚きました。それは社会でもなかなかできていない人が多い中
頭の回転が若い分だけ吸収しやすかったり、集中力が備わって
いるのかなと実感しました。

P.S.
 私のお気に入りの空間をご紹介します。
ここはリビングの一角で以前はスキップフロアのパソコンコーナー
であった部分です。



 あまり利用がなかったため畳を敷いてソファーを2段にしてみました。
子供たちもお気に入りで妻の反対を押し切り、男性4人対妻1人
で採用。昨日もこのソファーで2人が夕寝をしていました。

 私の考えでは、住宅は心の落ち着く空間であるため
エネルギー効率やデザインなどこれからも自宅を
テスティングして楽しい提案ができればと心がけております。

2013.12.09:kg-kikuchi:コメント(0):[菊池幸生|スマイル日記]

成功するための術

  • 成功するための術
今日は以前に学んだことのご紹介を致します。

成功するための術として共感できたことを記載します。
これは矛盾しているようで矛盾していないなと感じるはずです。

1.ゴール前にあきらめる
 これは到底できないと思ったらあきらめて違う道を歩んだり
  違う方法に取り組むということです。

2.ゴールまで粘り強くあきらめないこと
   ストレスが発生する方法ですが、基本的な部分で
   頑固にやり続けられることで成功に導くことです。

3.成功の方法をまねる(素直にそのまま)
  ステップバイステップの方法論をそのまままねる

4.成功の術を教える
  これは今までにない発想で人に教えることがそのまま成功につながる

    
 4について少し詳しく記載すると
  ・成功体験があると自分の自信の感情を高めることができる
   
  ・経験がない成功体験を伝えることで経験不足を補う
    
  ・他人の経験をまねる

 つまり、これらは伝記など人の成功や失敗の実例を学び
自分で体験しなくてもそれと同じような境遇をイメージすることが
重要です。
そうすれば自分の失敗というリスクは減るし、
人にものを教えることで信頼が深まり、
仕事にも最終的にはつながる
可能性があるという考え方のようでした。


結果的にそうなるのかなと不思議に思いますが、
長期的に考えると、教えてくれる人への信頼が高まれば
自然とお願いしていくのかなと感じました。

 私も少しずつ世の中の方のためにお役にたてるように
常に心がけていきたいと思います。
2013.12.02:kg-kikuchi:コメント(0):[菊池幸生|スマイル日記]

住宅集成材作成工場視察

  • 住宅集成材作成工場視察
 先日、鶴岡へ視察に行った際の続きとして集成材作成工場に行って参りました。
その一部をご紹介したいと思います。

 集成材作成工場は新潟で作成しており、
流れを見学してきました。
作業するスペースが広く確保するため
大きな梁でスパンを飛ばしていますね。
働く人たちは黙々と仕事をし、
流れ作業のため
なかなか手を止めることができません。
そして女性が多いことに気づきました。



 人としても女性の方がまじめである
といった内容や重いものの移動が少なくなったため
女性の採用が多くなっていることが要因にあるようです。
   また時間が決められているため、
定時に上がれるという要因が
現実的にあるようです。



   このような集成材を弊社も住宅の部材として
取り入れており、柱と梁の一部だけ
取り入れております。

感想
 工場はやはり生産性を大変重視しているな
と実感しました。
弊社も生産性を求めて無駄な作業や効率について
話をしておりますが、
お客様との打ち合わせは非効率的に
時間をかけて要望に応え、

社内作業はルールを決めて
効率的にを心がけております。

仕事場は違えど意識してみると、
学ぶところはありますね。

P.S 


先日、山形銀行さん主催の経営BPセミナーへ参加しました。
  その際に、テレビでも有名な同姓同名の菊地幸夫さんと
  お会いすることができ、大変感激して帰りが急ぎの中
  無理を言って名刺交換をさせて頂きました。
  一生のうちにどれだけ同姓同名にお会いできるかも
  人生の楽しみですね。私は二人目です。

2013.11.25:kg-kikuchi:コメント(0):[菊池幸生|スマイル日記]

鶴岡住宅視察

  • 鶴岡住宅視察
 先日、鶴岡に研修に行った際の建物をご紹介します。
木部へは艶のある塗装を施しており、風合いを感じます。



 こちらの建物は本長という漬物業者様の本店であります。
数年前に建て替えをして2階建てでありながら吹き抜けの大きな大屋根で
古くからの流れを保っていて100年企業であります。
通し柱は樹齢150年と大変歴史を感じ、常に拝んでいるそうです。
運送には大変苦労したとおっしゃっていました。



 こちらは住まいになっている方の住宅です。
金物をほとんど使わない技術を露出した建築です。
メンテナンスも構造が表しになっているためやりやすい部分と
修正しにくい部分があります。
しかし、これをつくるには大工技術の腕と気遣いと木づかいが
大切だなと実感しました。

 当社の大工もこのような建物をつくりたい若者が集まってきている
のでぜひご用命の方がいらっしゃればご相談ください。



 階段も吊り階段で下に下地がないのが見えています。
これは梁から吊って踏み板を釣り木で支えている面白いくみ方で
勉強になったなと思います。



 たくさんの方が県産材を利用した完成住宅を見ていますね。



 こちらの建物は建築中でありますが、建物とカーポートを
一体化して街並みを統一させたいという想いから生まれた
鶴岡市の補助金をもらって建築している建物です。
アプローチの筋違の入れ方なども参考になるなと
撮影してきました。




 こちらの建物はほとりあという施設の建築物です。
小学校が終わったら自然と学校の宿題などを自主的に集まる施設で
これは周りの環境が鳥やため池のような環境でのどかで
ふれいあいやすい所が子供たちの集まる心理として働いている
のではないかと思います。
散歩道もあり、老若男女の人々が触れ合う大変貴重な場所だなと
建物からも実感しましたね。




 イベントも開催されており、自然と人が集まる環境がすばらしい施設で
これが本当のコミュニティー施設の姿かなと思いましたし、
施設長の考え方がこのベースになっているなとこれは
経営者がこうしていきたいという想いと共通するなと感じました。



 ラムサール条約の制限を受けている場所ですので
環境配慮と水鳥の保護に力を入れているのがわかり、
人間以外の生き物との触れ合いというものがどれだけ
大切なのかというものが今回訪れて勉強になった点です。


感想
 自然と動物とのふれあいをする場所として環境をつくることが
施設長の使命感があり、建物も調和して触れて感じられる場の
存在価値も私たちが仕事をする上で重要な役割で社会的存在意義が
あるなとこの研修に訪れて学べたなと実感しました。

2013.11.21:kg-kikuchi:コメント(0):[菊池幸生|スマイル日記]

優秀賞をもらった小学校視察

  • 優秀賞をもらった小学校視察
 こちらは三川町の東郷小学校です。
すばらしいコンセプトに魅了されました。木造の校舎も味があり
10年過ぎて木の変化も感じられますね。



玄関のエントランスホール
 木造りの校舎で昔ながらのくさび締めをしている所があり、
建物そのものが教育材料として成り立っていることを聴き、
感銘を受けました。



 大黒柱が誰でこの大梁は誰でといった一人一人にこの建物の
ように役割があるのですといった内容です。
実際どんなに存在価値が今は小さい人でもくさびの役割になっていて
いなくてはならない存在であるということが、
比喩としての表現がわかりやすく教育として目に触れることで
行き届くため、「結果として不登校生が0人という結果を
生んでいるのかも知れないですね。」とおっしゃっていました。


柱は40㎝角でかなりの太さがありますね。



食堂
 大スパンで45㎝×65㎝×16mというロング梁を使用。
構造材が価値あるものを厳選されて使用しており、
地元の業者さんもかなり力を入れていたのがわかります。
樹齢150年から300年の間の年月はかかっていると話していました。




廊下
 開放的で床暖房がされていました。
12時で止まっており夕方でも18℃の床温度があり、快適で木の建物に
蓄熱でもなっているのではないかと感じました。



音楽室
 音響が響き上部解放のため音がほかに漏れることもいいのかも知れません。

感想
 建物そのものは通常のコンクリート造よりもかなり安い価格でできている
と設計事務所の方はおっしゃっており、これからの校舎は敷地が広いと木造へ
切り替わるのではないかと感じております。
 法的にも3000㎡を超えているため1000㎡ごとに防火区画をされていて
窓も木製サッシで省エネの仕上げになっていました。
 間取りは回廊型になっており、食堂と給食室が隣接していて暖かい食べ物
をすぐに食べられる動線もしっかりと計画されているなと実感しました。

2013.11.18:kg-kikuchi:コメント(0):[菊池幸生|スマイル日記]