先週、盛和塾東北ブロック大会へ審査委員として参加してきました。
8社の報告を聞いて、稲盛塾長の教えをしっかりと形にして業績に反映されている企業が多く、大変勉強になりました。
どの企業でも共通している所が事業継承のタイミングで起こる後継ぎによるいざこざです。
創業する人は自分の想いのまま好きな仕事をつくり、それを体言化して充実化したモノづくりをしている方が多いように思います。
ただ、自分が亡くなってからのイメージをしていないがために問題が起き、後継者が血縁の時には古参社員との葛藤がでてきて、離職や嫌がらせなどの問題が多々ある報告がありました。
他にも事業展開で大きくなったり、利益を上げてテレビなどに取り上げられると、取引先からのひがみや圧力などさまざまな問題を解決していく様は臨場感溢れて涙ぐむ状態になりました。
まさに自分に置き換えて話を聴いていました。
そんな中でも稲盛塾長の本に書かれている言葉に励まされ、実際にお会いしていなくても勇気を頂いてその言葉を励みに困難を乗り切っていく姿勢に私は感化されました。
売り上げが大きい企業、多くの人を抱えている企業はその精神的苦痛は大きいものだと感じました。
このように色々な取り組みから素晴らしい実績を上げている方が報告されています。
自社ではこのような利益は出ておりませんが、経常利益が一つのベースとして取り上げられているので私もまずは赤字でなく利益率が高い企業になり、社員さんへ還元するように努めております。
高収益企業は新しい事業展開をする原資を持つことになるので私も投資は借金でやるのではなく事業資本を利益から持ってこれるように取り組みたいと思います。
また利益のない企業はちょっとした不景気で潰れてしまいます。
お客様を守る意味でもしっかりと黒字経営を毎年続けていくよう努めていく所存です。
今回審査委員として参加して本当によかったです。
数々の苦労をされている経営報告に感謝すると共に建設業の方も2名いましたので、企業訪問などできるよう話をしてきました。
企業間の切磋琢磨できる仲間としてこれからもお付き合いできればなと感じた次第です。
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2015.02.02 (nao)面白いですね
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2013.05.15 (菊池 幸生)すぎちゃん コメントありがとうございます。
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2013.05.14 (すぎちゃん)私もみました。
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2013.02.10ひっぱり出したデータでしたのであまりわからない情報です。
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2013.02.04 (ma)こんなところ…
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