電気料金の値上げと今後の対策

  • 電気料金の値上げと今後の対策
皆様も御存知の通り電気料金が値上げになるようです。

内容としては11.41%が家庭向けに値上げ申請書を
経済産業省へ提出したようです。


背景を説明に来社されてお聞きしたところ
2期連続の膨大な赤字で、金融庁との関わり合いからも
借り入れができない状況に陥るため危機的状況、かつ
現在も赤字運転をしている状況であるようです。
給与カットや社内改善を取り組んでも限度があるような事態のようでした。
原発が動かない状況で生産性のよい原発に頼り切った結果だと思います。


しかし、
私たちには電気料金の負担がきます。
具体的には下記のようになります。
(東北電力さんの提供より)


オール電化でない場合
最初の120KWhまでは16.95円→18.35円で1.4円のアップ
120KWh~300kwhまでは22.7円→25.03円で2.33円のアップ
300KWh超は24.31円→28.25円で3.94円のアップ


オール電化のやりくり8の場合
最初の90KWhまでは20円→21.78円で1.78円のアップ
90KWh~230kwhまでは26.89円→29.7円で2.81円のアップ
300KWh超は28.8円→33.51円で4.71円のアップ


この内容を見てお分かりのように
オール電化で300kwhの数字が大幅にアップしています。
ということは
あまり多くを使わないようにしていかなければなりません。

そこで使用料を最小限に食い止める策をいくつか
ご紹介したいと思います。


①家電編
 冷蔵庫を壁から適切な距離を離す。
 熱がこもると電気代がかかります。
 
 テレビの画面の明るさを変更する。
 
 電球を白熱からLEDへ変更する。

 空調をできるだけ夏は高く、冬は低めに設定する。


②新築設備編
 ランニングコストを少ないものを選定する。
 
 省エネ商品を展開しているのでそちらを積極的に取り込む。
 これまで蓄熱暖房機器を勧めていましたが、
 2014年の4月から機器割引の停止とやりくり8の規制がかかります。
 それまでの設置の方はまだ大丈夫ですが、
 これからはイニシャルコスト次第になりますが、
 できれば床暖房をお勧めしたいと思います。
 (いいのはわかっていますが、価格がね。。というところが難所です。
 だだし、これはあくまでのオール電化の話で
 ペレットストーブや薪ストーブもイニシャルコストは
 かかりますが、お勧めです。


③生活意識レベル
 床に断熱マットや遮熱材を敷く
 床の温度を床下に逃がさないためにも
 断熱マットなどの対策をすると省エネ効果。


以上の内容が対策として挙げられます。
これからの生活としては円高や税金の上昇により
同じ給与でも手取りがどんどん減ってきます。
ということは無理無駄を省き、生活改善を
意識していかなければならない環境になりました。
少しでも問題意識を持って取り組みたいものです。


弊社では週に1度は問題提起をして解決に向けた
対策を出し合っています。


企業も家庭も今までとは同じでなく
常に改革することが必然になってきているのかなと
つくづく感じる今日この頃です。
 
2013.03.04:kg-kikuchi:[菊池幸生|スマイル日記]

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