最近の住宅事情

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■戸建持家平均床面積は、更に縮小


平成22年度着工における戸建持家の平均床面積は、前年度から1.2m2縮小し、126.0m2となりました。

10年前(平成12年)からは13.1m2、5年前(同17年)からは7.9m2の縮小で、平均して1年に1m2以上の縮小が続いていることになります。

全国的に縮小傾向なのも相変わらずで、47都道府県中、
前年より拡大したのは岐阜(1.0m2増)、京都(0.4m2増)、
神奈川(0.2m2増)の3県のみ。

横ばいが徳島・福井の2県で、残りの42県は前年を下回っています。


【戸建持家床面積(単位:平米)】


 
最近の住宅事情のデータをそのまま記載してみました。
住宅の床面積の上位ランキングと前年比です。

    ≪上位≫           ≪下位≫

   床面積  前年比       床面積  前年比

1位 福井 147.7    0.0 

2位 富山 143.6   ▲1.3 

3位 山形 140.4   ▲5.7   

4位 青森 138.3   ▲0.8    

5位 新潟 136.0   ▲3.4      

床面積下位県は、1~5位までの差が3.3m2と小さく、前年比も宮崎の3m2縮小が最大で、神奈川や京都では下げ止まりの傾向も伺えます。

このことから、117~118平米あたりが、戸建持家床面積の下限であると言えそうです。
2011.05.17:kg-kikuchi:[菊池幸生|スマイル日記]

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