ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
わかる、わかる!
ごめんなさい! 話し方ではないのですが!
『うん』も『はい』も、そういえば、そんな人居たなって思います。
聞き辛くても、注意するほど親しい人ではありませんでしたので、あまり覚えていません。 話している人は、癖かもわからないし、自分で気付いてないかも知れないので、他人から感じたことを言ってもらえたことは、今後のその人にとって良いチャンスやったと思います。 それもそうなのですが、私は、先日実家の母から、 「昨日病院へおじいちゃんを連れて行ってな、 『昨日の夜中から、たぐって寝られてないんです』って、若い看護師さんに説明していたら、顔馴染の年配の看護師さんから、 『この頃の若い看護師さんは、そう言っても意味が解らないんですよ』っていわれたんやがな」って聞かされました。 『たぐる』『吐る』って方言なんかな? 今度から、『咳が出て』とか『咳き込んで』って言わなイカンな。 でも、話の前後からして、糸や紐をたぐるとは思わないでしょう。 我が家では、嫁も息子も、小学1年生の孫でもわかります。 でも、もう、『たぐる』って言葉は無くなっているんでしょうかね。 山形では、『吐る(たぐる)』って使いませんか? 鹿児島でも、使いませんか? つかわないんだったら、これは讃岐の方言なのかな? 80代の人たち、いやいや老人(初老も含めてね)には、不便な社会になっているなって感じてしまいました。 昨日、ラジオの中の何かの宣伝に「おしょうしな」って言っていました。 なんかわからないけど、方言って温かいですよね。 方言って大切にしてほしいなって思います。 私は、地方ではどんどん使ったらいいと思います。 若い人たちも、いつかなんとなく聞き覚えるでしょう。 もうあとわずかで旅立つ人に、訂正は、なかなか出来んのですよ。 若い人が歩み寄ってくだされば、早いのになって思いました。 ごめんなさい、私(年寄り)の最近の愚痴でした。 |
山さくらさま
たぐる…手繰る!
ありがとうございます!
菅野 様
種子原人 様 丁寧に、ありがとうございました。 私たちの所では「きょうは、がいに、たぐっりょるな!」って言います。 もう、地元の若者に通じないのが、じれったいです。 吐ぐる = 咳をする がいに = 非常にとか、ものすごく・・・・・です。 ちなみに、讃岐で『がいな人やな〜』って言うと、 ものすごく強い人やな〜、って意味です。 『しょうしい』は辞書で調べると、(恥ずかしいことの意)ってありました。 東北地方の方言かと思っていたのですが、種子島でもつかわれていたんですね。・・・・それって、がいに不思議なことですね。 『はらぐれ』は、私にはさっぱりわかりません。 『おしょうしな〜』だって、聞いたことがなかったら、わかりませんでした。 でも、以前に、このブログで教えてもらっていましたから、私はわかりました。 恥ずかしい意味から、ありがとうになったんやな〜って、思うとなおさらこの言葉に親しみを感じます。 親しみを感じている人が多いから、宣伝の言葉に使ったりするんでしょうね。 私たちの県には、『ガイナーズ』っていうスポーツのチームがあります。 どこにも負けない、物凄く強いチームになりたかったんでしょうね。 私は、そこに行けば、そこの言葉を大切にしてほしいなって思います。 やっぱり私は、がいにこだわり過ぎやな〜! いいんですよ、こんなに、お返事をいただけるだけで十分です。 今年から、心を入れ替えて、流され上手になることにしていますからね。 自分の思ったことや感じたことは言う。 でも、自分以外の人や物に変化を求めないで、私の心を変えればいい事なら、まわりに合わすように努力します。 |
copyright/kakinotane
「菅野さんの、うん、作業小屋の、うん、電気の回路が、うん・・・」
聞いているうちにだんだん腹が立ってきて、「はい、はい、わかった。こっちで何とかするから。」といって早々と帰ってもらった。
両親の介護のことで来てくれる方も
「お母さんの、うん、背中の、うん・・・」
この「うん」を「はい」にする人もいて、このあいだ、父親の年金のことで電話くれた方はそのような話し方をするひとだった。
「芳明さんの年金が、はい、お届けした書面に書いていた通りでいいのか、はい・・・」
おれも馬鹿だねぇ。話の途中で、
「あのさ、申し訳ありませんが、その、間にはいる『はい』がものすごく聞きづらい。話をよ〜く、お聞きしようと思っても、その『はい』が気になって集中できない。」
なんて言ってしまったよ。
最近はようやく少なくなったけれど、ひところ「中上げ」と私が読んでいたもの、これも聞きづらかった。
「自由↑、と民主主義↑、この問題の関係性↑・・・」小刻みに語尾を上げる話し方。これも聞きづらかった。あげられるたびに「うん」というあいの手が強制されているような気分になっていく。これは集中を妨げる。
これら、話し手はいいと思ってやっているのだろうか?
少なくても農民にはあんな話し方をする人はいないよ。