ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
出版決定おめでとうございます!
ありがとう
山さくらさん;コメントありがとう。「現代農業」は農業関係の月刊誌です。山さくらさんがとっていらっしゃるJA関係のものではありません。技術あり、主張あり・・という点はいっしょですが農山漁村文化協会というところが発行元です。
種子原人さん;ありがとう。でもな、「農村再生・地域再生を模索している若者らに強いインパクトを与えるもの」といっていただくのはうれしいのですが、そんな大それたものではありませんよ。ニワトリにまつわる我が家の気楽な身辺雑記なんです。読んでがっかりされる前に。論文を送っていただきました。たいしたものですねぇ。学者ですね。読んで勉強できるだけでなく、励まされてもいます。 |
お話が変わりますけどゴメンなさい!
ニワトリと一緒に暮らしている農家のあれやこれやを気楽なタッチで書いた本
こういう本は結構都会の人が読みたがると思いますね。
農家の日常って全然知らないから。とても新鮮だと思う。 菅野さんにとって当たり前の光景でも、ほかの人には、へー!なんていうことがたくさんあると思います。 本が出たら、サインしたやつを一つ買いたいです。よろしく! 生ごみは甦るも持っていますよ。 山さくらさん、今、農家でも苗を買うんだと聞いていました。 そうですね。すごい手間ですもんね。 私の苗が今こんなです。菅野さん見てください。 なんで、葉が垂れているのか、心配で心配で。 それから、畑に植える時(陸稲ですから)これをばらして1本ずつ植えるのですが、ばらせるのか?不安です。根がバリバリ切れてしまうと思うんだけど・・・・・ 何か秘訣があれば教えてください。 |
苗
山さくらさん;JAが苗を育てて売っているんですか?こちらではしていません。多くはそれぞれが種から育てています。苗を請け負っている農家グループもいるのですが一枚700円もして、
よっぽでない限り、頼む人はいませんよ。そちらではいくらにつくんですか?でも、手間のない人にはありがたいかも知れませんね。 くみさん;いい苗じゃないですか!葉が垂れているのは品種のせいだと思います。私が育てているのは水稲の苗ですが、いくら栄養が良くてもこんな葉にはなりません。それに栄養過多ならば葉の色にでますが、後ろに写っている植木鉢の植物の色と比べてみればよく分かるのですが、決して濃いわけではありません。葉が伸びて垂れるのは持って生まれた特性で、育て方のせいではないと思います。 植えるときの根ですが、多少切れてもなんの問題もないと思います。水稲と同じだと思うのですが、今までの根とはまったく違う根が新しく出てくるのです。我々も苗代から本田にもって行くときには、土にへばりついている根は切ってもっていくんですよ。いまついている根はここまでの根で、植えて3日もしないうちに新しい根が活躍を始めます。陸稲でも今の根は新しい根への引継ぎをして終わりだと思います。 昔、手で植えているころには根が絡み合って植えにくいものを植えやすくするために、水で洗っていましたよ。そうすればきれいに分けやすくなります。植物は強い。多少のことは克服していきます。 |
copyright/kakinotane
東京の出版社である創森社からお話をいただいたのはずいぶん前になります。
ニワトリと一緒に暮らしている農家のあれやこれやを気楽なタッチで書いた本です。
以前、「現代農業」に一年間ほど連載していた「山の神様と歩む自然養鶏」という文章に、書きためていた文章と書き下ろした文章を加えて出来上がりといたしました。
まだ、本の題名はきまっていません。きまりましたら、お知らせいたします。
たぶん、お盆ごろの出版となるのではないでしょうか。
共著はけっこうあったのですが、単独で出した本としては今回で二冊目です。一冊目が「生ごみはよみがえる」(講談社)です。これは鉛筆を使って、一字一句レポート用紙に書いたものでした。今回のものはパソコンに打ったものです。
仕上がりはどうなるでしょうか?
楽しみです。
今夜は久しぶりに晴れて上弦の月。
すがすがしい月夜です。